アイコスの掃除は面倒くさい。ホルダーに溜まったカスを、専用の綿棒でチマチマ取るのは非常に面倒くさい! 何とかならないものかと思った私(佐藤)は、たばこ屋さんで見つけた「エアーブロークリーナー」という商品を購入した。だが、カスがそこら中に散らばり、かえって掃除の手間が増えること判明。使用を断念した……。
他に便利な掃除グッズはないものか、Amazonで調べてみたところ「アイコス清潔マット」という商品を発見。もしや! コレで掃除が楽になるのか? と思ったら、私が想像していたのとは全然違う代物だった……。
・安いから買ってみた
Amazonの販売ページを見ると、
「JSW 30枚/セット アイコス IQOS 2.4 Plus 清潔マット/クリーナー/油吸収マット/iQOS クリーン、加熱棒内部の清潔を保ちます、タール油が加熱棒内部に浸入することを防止します/加熱棒の赤いインジケーターが明滅することを防止します」(Amazonより)
正しい商品名は「清潔マット」なのか? それとも「油吸収マット」なのか? 商品中央に「iQOS」と切り抜かれているところを見ると、日本では販売していない海外のものなのかもしれない。
これをホルダーのなかに入れるとどうなるのか。イマイチ使い方もわからないまま、購入してみた。ちなみに価格は、購入時の段階で1シート(マット35個)420円。安いので失敗してもいいかって気持ちだ。
・ホルダーに突っ込んでみた
購入翌日に封筒で商品が届いた。
開けてみると、小さなビニール袋に清潔マットが入っている。ほかには何もない。説明書もない。
これをホルダーに突っ込めば良いのだろう。早速ホルダーのキャップを外す。
カスが中央のブレードにこびりついているけど、このマットが掃除してくれるだろうから、カスは取らない。
つまようじでマットを押し込んで準備完了だ。
たぶん、あとは放置しておけば良いだろう。たぶん……。
……10分後……
清潔マットが清潔にしてくれたかな? と思いながら、つまようじで取り出してみると……。
取り出した弾みでカスが飛び出してきただけで、マットは掃除していない。汚れを吸収するんじゃないのか?
・掃除ではなく汚れ防止だった
Amazonの商品ページの “怪しい日本語” とイラストを元に想像すると、どうやらコレは掃除をしてくれるマットではなく、汚れを予防するマットらしい。なるほど、そういう意味で「清潔マット」なのか。つまり清潔に保つためのマットだったようだ。
となると、掃除はやっぱり……。
綿棒か。これしかないんだな……。
とりあえず、マットはホルダーに入れっぱなしにして、適度に交換しつつ当分使いたいと思う。心なしか、マットをホルダーに入れておくと、喫煙後の独特の悪臭が軽減されているような気がする。いずれにしても、アイコスの掃除を簡単にするものは、現段階で存在しないようである。残念……。