みんな大好き、卵かけご飯(TKG)。シンプルな料理でありながら そのアレンジは無限にあり、ちょっとした工夫で味がガラリと変わってしまうことだって珍しくない。
そんなTKGを私はこよなく愛しており、ここ最近「実はTKGの穴場じゃないの?」と感じているのが丸亀製麺。「うどん屋でしょ!」と思うかもしれないが、丸亀製麺では天丼用のご飯や生卵もあるので、TKGが可能なのだ。
さらに様々なトッピングを組み合わせれば、フラワーアレンジメントならぬTKGアレンジメントまで出来る……って知ってた?
もちろんのこと、TKGアレンジメントには無数のパターンがあるのだが、その中でも特に「めんたま丼」が美味しい……という記事を以前に公開した。
簡単に説明すると、めんたま丼とは明太子と卵をのせたTKGアレンジメントの1種で、大根おろしを加える「めんたまおろし丼」はさらにウマいという内容である。
忘れている人や、そもそもその記事を知らない人も多いだろうから、必要なトッピングだけ書き出しておくとこんな感じ。
【めんたま(おろし)丼に必要なもの】
・天丼用ごはん(130円)
・生玉子(70円)
・明太子(70円)
・大根おろし(70円 ※お好みで)
・青ネギ(無料 ※お好みで)
・天かす(無料 ※お好みで)
その「めんたま丼」および「めんたまおろし丼」、味は文句なしにウマいが、正直なところオーダーがちょっと面倒くさいのも事実。なにせ注文するトッピングが多いので、私も店員さんも「え〜と、何が必要だっけ?」となりがちだからだ。
なので、私はいつもスマホで画像を開き、それを自分で見たり店員さんに見せたりして注文することが多い。というか、ここ最近はそうやって「めんたまおろし丼」を食べまくっている。
・店員さんのアドバイス
数日前も、私は同じように注文しようとした。すると……! その場にいた店員さんが私にこう言ったのだ。
「かけ出汁を加えたらもっと美味しいよ」
──なんですと!? かけ出汁? うどんつゆのダシ汁? ……もちろんやってみます! というわけで、言われるがままに『かけ出汁』を追加注文。それを「めんたまおろし丼」に加え……
食べてみたら、出汁の風味がほんのりと口の中に広がっていくではないか……。なんというマイルドさ……! なんというバランスの良さ……!! そしてその瞬間、私は悟ったのだ。「これは究極のTKGやわ」と。
・オーソドックスなTKGとは違うが……
ちなみに、卵と醤油だけのオーソドックスなTKGと「めんたまおろし丼」は、日本映画とインド映画くらい違う。シンプルなオーソドックスTKGと比べて、TKGアレンジメント(めんたまおろし丼)は味の主張が激しいために、そこにダシを加えたところで、味が急にシンプルになるわけではない。
つまるところ、どうしてもオーソドックスなスタイルとは違うために、味については色々な意見があるかとは思う。しかし、「めんたま丼」および「めんたまおろし丼」はトータルで300円前後と高いものではないのは事実。おまけにかけ出汁は無料でもらえるから、気になる人は一度試してみてくれ。
Report:和才雄一郎
Photo:RocketNews24.
▼なお、丸亀製麺の公式Twitterアカウントが『めんたま丼』を「かなり美味しい」と絶賛している
このような食べ方を知っていましたか?うどんと一緒に天丼用ごはんを注文し、トッピングの明太子と生玉子、そしてお好みで天かす、ネギを乗せれば「めんたま丼」のできあがり!#これかなり美味しいです #新発見 #やってみた #丸亀製麺 pic.twitter.com/kREdU6Sca9
— 丸亀製麺【公式】 (@UdonMarugame) November 29, 2018
本日は、以前ご紹介した #めんたま丼 に大根おろしをトッピングして #めんたまおろし丼 にして食べてみました。是非お試しください!#新発見 #やってみた #丸亀製麺 pic.twitter.com/uSxDrgXYKE
— 丸亀製麺【公式】 (@UdonMarugame) March 20, 2019
▼そこにダシを加えたら……
▼至高のTKGが出来た……!
▼必要な材料はこんな感じ。基本的に「めんたまおろし丼」にダシを加えるだけだ
▼加えるダシの量は好みで調整してくれ。ただし、やりすぎると雑炊みたいになるぞ