保育士、介護士、そして看護師。どれもかなり前から圧倒的な人手不足が叫ばれている職業だ。きっと多くの国民がこの現状を理解してはいるものの、残念ながら「人手不足が解消した」というニュースはなかなか聞かない。

逆に、どれも命を預かる仕事のためか「不祥事」に関する知らせはよく耳に入ってくる。不祥事だけを聞くと「何とか出来たのではないか?」と思ってしまいがちだが、果たして現場では何が起きているのだろうか? 今回は現役看護師が描いた漫画をご一読いただきたい。

・生々しい漫画

現在、Twitterで大きな話題を呼んでいるのが、漫画「圧倒的に人手不足な現場の話」だ。この作品を投稿したのはTwitterユーザーの「ぴんとこなーす(@puropera44)」さんで、彼女は現役バリバリの看護師さんである。

投稿された漫画は1日足らずで4万8000リツイート以上を記録するなど猛烈な勢いで拡散しているのだが、その理由は現場で働く者にしかわからない “生々しさ” があるからだろう。

・現場で起きていること

詳細についてはぜひご自身の目でご確認いただきたいが、漫画を読む限り現場は1人の人間がどうこうできるレベルをとうに超えてしまっているようだ。どれだけ気を付けても、どれだけ知識があっても、1人で10人以上の患者さんを受け持つことは不可能に近い。

だがしかし、実際に事故が起きてしまったら、責任を追及されてしまうのが宿命なのだろう。果たして最前線では何が起きているのか? そして我々には何ができるのか? 考えるきっかけになれば幸いだ。




なお、ぴんとこなーすさんが描く漫画は「看護roo!(カンゴルー)」で読むことが出来る。どれも現役看護師ならではの “空気感” あふれる作品なので、興味がある人はぜひチェックしてみてはいかがだろうか?

参考リンク:Twitter @puropera44看護roo!(カンゴルー)
イラスト:ぴんとこなーす, used with permission.
執筆:P.K.サンジュン

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