自分が若い頃は言われてイヤだったのに、それ相応の年齢になるとついつい口に出そうになる「今どきの若いモンは」という言葉。基本的にはネガティブな意味で使用され、言われた方は「ハァ……」としか返せない、極めて生産性の薄い決めゼリフである。

そんな「今どきの若いモンは」を題材にした漫画が、いまTwitterで大きな話題を集めていることをご存じだろうか? 言葉のイメージから暗い作品かと思いきや、イイ意味で裏切られる人が続出中! 最高に素敵な「今どきの若いモンは」なのだ。

・プロ漫画家の作品

話題の漫画『今どきの若いモンは』を公開したのは、漫画家の吉谷光平(よしたに こうへい)先生である。漫画アクションにてお米漫画『あきたこまちにひとめぼれ』を、月刊ヤングマガジンにて『ナナメにナナミちゃん』を連載する、正真正銘のプロ漫画家だ。

その吉谷先生が自身のTwitter(@kakikurage)に投稿したのが『今どきの若いモンは』で、2017年12月26日までに3作品が公開されている。そのうちの1つは約10万リツイートを記録するなど、大きな注目を集めているのだ。

先述の通り「今どきの若いモンは」という言葉は負のオーラの方が圧倒的に強い。3作品全てに登場する若いモン「麦田」と「石沢課長」はどんな素敵な「今どきの若いモンは」を見せてくれるのだろうか? 作品はぜひご自身の目でご確認いただきたい。


一つ言えるのは、こんなに素敵な「今どきの若いモンは」は滅多にないということ。また、主導権は部下の麦田ではなく石沢課長にあるから、年長者の心がけ次第で会話も人間関係もスムーズになる……のかもしれない。

なお、吉谷先生の代表作『あきたこまちにひとめぼれ』の第1巻は絶賛発売中だ。試し読みも出来るから、これまで同作を知らなかった人もぜひチェックしてみてはいかがだろうか? さらに『今どきの若いモンは』の4作目も年明け2018年には公開されるとのことなので、気になる人は吉谷先生のTwitterをフォローしておこう。

参照元:Twitter@kakikurage
漫画:吉谷光平 , used with permission.
執筆:P.K.サンジュン

▼『今どきの若いモンは』その1

▼『今どきの若いモンは』その2

▼『今どきの若いモンは』その3。課長ォォォォオオオオオオ!

▼『あきたこまちにひとめぼれ』も絶賛発売中だ。