ミュージシャン・俳優として活躍するピエール瀧容疑者が、麻薬取締法違反で逮捕された。それにより、現在放送中のNHK大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~』をはじめ、各方面に多大な影響が出ている。

瀧容疑者はこのほか数多くの映画・ドラマ・アニメ作品(声優)に出演しているのだが、最近では木村拓哉さん主演のゲーム作品『JUDGE EYES:死神の遺言』にもヤクザ役で出演していた。発売元のSEGAは今回の逮捕を受けて、以下のように発表している。

・SEGAの発表

「弊社製品『JUDGE EYES:死神の遺言』の出演者であるピエール瀧容疑者が逮捕されたことは、大変遺憾なことと受け止めております。弊社では逮捕報道を受け、現在事実を確認中ですが、当面の間、当該製品の出荷及びDL販売、製品HPの掲出等を自粛させていただくことといたしました」(SEGA発表より)


ピエール瀧容疑者が演じていた「羽村京平」は、木村さん演じる主人公「八神隆之」の敵役で、松金組というヤクザの若頭であった。物語を通して主人公に影響を与える、非道な振る舞いをする悪者である。


今回の報道を受けてSEGAは、販売自粛だけでなく同タイトルのホームページ公開も自粛。それに伴い、公式Twitterでの関連投稿も削除している。


・販売再開はあるのか?

この作品は「龍が如くスタジオ」が手掛けた、木村拓哉さん初主演のゲームだ。いまだかつて「キムタクを操作」する作品はなく、この先も自由にキムタクを操るゲームが登場するかはわからない。

私(佐藤)は個人的に『JUDGE EYES:死神の遺言』を通して木村さんのことを身近に感じることができた。それだけに今回の逮捕を受けて、ゲームの存在がSEGAから抹消されるようなことになったら残念だ。ネット上でも販売自粛を悲しむ声が上がっている。一定期間を経た後に、再び製品やDLコンテンツの販売が再開されると良いのだが……。

参照元:SEGA
執筆:佐藤英典
Photo:Rocketnews24
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