大阪の都市・枚方市は、大阪人にとってトップクラスの知名度を誇る街だ。「まいかた」という読み間違えも有名なこの街。そんな街の「読み方」についての調査結果が衝撃だった

・ひらかた

正しくは「ひらかた」と読む枚方市。府内で1、2を争う知名度を誇る遊園地『ひらかたパーク』があることでも知られている。

・40%が読めず

今回の調査は、そんな枚方市が行ったもの。この2年「マイカタちゃいます!」と訴え続けてきたという枚方市。効果のほどを全国1371人に調査したところ……

「まいかた」350人! 他「まいほう」「まきかた」「むなかた」などなど40%が読めず!! また、10代以下を見ると、正しく読める人が35%、20代では47%と過半数割れ。

とは言え、知っていないと読めないような名前を全国で60%の人が読めるというのは逆に凄いとも言える。この60%は、確実に枚方を認識しているということだから。ちなみに、読めた理由には以下のような声が上がっていた。

・読めた理由

「「ひらかた」と読んだ人の多くが「ひらパー」と関連付けて知っていた」(三重県鈴鹿市)
「ひらパーを知っている人は、全員読めました」(新潟県南魚沼市)
「関西在住経験があると枚方パークはみんな知っていた。愛知県在住20代女性は関西在住経験はないが、ひらパーを知っていた」(兵庫県伊丹市)
「高齢の方も「菊人形」で知っていた。あと「ひらパー」が有名です」(高知市)
(サイトより引用)

──などなど、ひらかたパークで知っているという人が多い。さらには、以下のような声も。

「確かV6岡田君の出身地、ひらパー兄さん!」(千葉県松戸市)
「V6の岡田さんが「超ひらパー兄さん」となってひらパーを宣伝しているのに「ひらかた」と読めない人がいるのは信じられない」(名古屋市)
「やっぱり「超ひらパー兄さん」のCMで「ひらかた」と読める人ばかりでした」(京都府綾部市)
(サイトより引用)

──ひらパー兄さんSUGEEEEEEE! 説明しよう。ひらパー兄さんとは、ひらかたパークのCMに登場するキャラクターで園長として知られている。現在のひらパー兄さんはV6の岡田准一さん。

どうやら、岡田准一さんのひらパー兄さんとしての活動が印象深い人も多いもよう。そのキャラの崩壊も省みない活動の数々は、ひらパーの枠を飛び越え街の知名度にも貢献しているようだ

難読地名として有名な枚方。しかしそのおかげで覚えやすい側面もある。枚方市のHPでは、正しく読める人と「まいかた」と読んでしまう人の分布図なども公開されているので、詳細が気になる人はサイトをチェックしてみてくれ。

参照元:枚方市
執筆:中澤星児
Photo:Rocketnews24.