もしかしたら意味が分からないかもしれないが、先日、はじめて大阪・伊丹空港を利用することになった筆者は、テンションが上がり過ぎてフライトの約4時間前に空港に到着してしまった。もともと空港が好きで、さらに “はじめて” となると2倍楽しみになるのだ。

ちなみに、すでにWEBチェックインも完了しているため、出発時刻の15分前までに保安検査場を通過すればOKらしい。そんなにギリギリまでウロウロするつもりはないが、ぐるーっと歩き回って「おっ!」となったのが、今回ご紹介する『大阪エアポートワイナリー』である!

・大阪エアポートワイナリー

『大阪エアポートワイナリー』があるのは、ターミナル内3階中央エリア。看板には「世界ではじめての空港内ワイン醸造所併設ワインバルです」と書いてある。しかもドーン! と書いてあるから、スルーできずに立ち止まった次第だ。 “世界ではじめて” ってのがとてもイイ。

で、さっそく入店すると店内奥のカウンター席に案内された。目の前にはワインの醸造タンクが……! どうやら、できたてワインと食事がその場で楽しめるらしい。ビールのようにタップから注いで提供されるグラスワインは8種類とのこと。ほほう、いいじゃないか。

・3種の樽出しタップワイン

注文したのは「本日の3種類の樽出しタップワイングラスとオードブル3種類セット(1280円)」。3種のワインを気軽に飲み比べられるセットで、この日は、大阪「河内ワイン デラウェア」、長野「ナイアガラ 無濾過(空港内醸造)」、山梨「マスカットベーリーA」を味わうことができたぞ!

大阪エアポートワイナリー

香り豊かなワインを味わいながらフライトを待つ……なんとも贅沢である。おつまみの「カプレーゼ」や「パテ・ド・カンパーニュ」も手間がかかっていてワインとよく合いますな~。ルネッサーンスです。華やかでフルーティーなナイアガラがとくにルネッサーンスです。

・お土産用ワインもあり

一応だが、くれぐれも飲み過ぎには要注意。醸造タンクを眺めながらワインに夢中になっているうちにフライト時刻を過ぎてしまう恐れもある。気をつけてお酒を楽しもう。筆者の場合はあと3時間は大丈夫。うすうす気がついてはいたが、早く来すぎてしまったな……。

ちなみに店頭では、お土産用ワインも販売している。本数が限られているが、オリジナルラベルは航空チケットをイメージしていて面白い。先にも述べた通り、空港内ワイナリーは “世界でここだけ” だから話のタネにもなるだろう。けっこうオススメだ。

最近は施設の充実度がハンパじゃない空港がやたらと多い。飛行機に乗る予定が無くてもテーマパークレベルで楽しめるうえに、旅行気分も味わえるから最高だ。『大阪エアポートワイナリー』も空港に行きさえすれば誰でも利用できるから、ぜひ覚えておいてくれよな!

・今回ご紹介した飲食店の詳細データ

店名 大阪エアポートワイナリー
住所 大阪府豊中市蛍池西町3丁目555番 大阪国際空港(伊丹空港)内中央3階エリア
時間 11:00~23:00
休日 無休

参考リンク:大阪エアポートワイナリー
Report:砂子間正貫
Photo:RocketNews24.

▼8種類のタップワイン

▼カウンター席の目の前に醸造タンク

▼ランチメニュー

▼3種類のワイン(40ml×3)を気軽に味わえるセット
大阪エアポートワイナリー

日本、〒560-0036 大阪府豊中市螢池西町3丁目555 大阪国際空港 (ITM)