毒親(どくおや)──。それは子供に悪影響を与える親、子どもの人生を支配してしまう親、かいつまんで言えば「子供の毒になる親」のことを指す言葉である。比較的最近になってから定着した言葉であるが、確かに毒親の影響は大きい。

なぜならば、大人になるまで子供にとって親は絶対的な存在であり「親の何がおかしいのか?」さえわからないからだ。そんな毒親に育てられた人がある漫画を公開している。漫画に込められたメッセージはとても考えさせられるので、ぜひご一読いただきたい。

・非常に考えさせられる

漫画を公開したのはTwitterユーザー「うめみ@ikm_)」さんである。この漫画はTwitterで大きな反響を集めた「毒親」についての投稿に、うめみさんが漫画を添えて返信したものだ。大きな話題となっているのは以下のツイートである。


「“親に怒られない” だけを行動原理的に10代を過ごした結果、“自分の意志” や “やりたいこと” といった価値観を持ち合わせない人間が爆誕した」


漫画を描きたくても親に反対されまくったという うめみさん。このツイートに対し思うことがあったのだろう、自身の体験を元にした漫画に込められたメッセージは非常に考えさせられる。果たして、毒親に育てられた人が伝えたいこととは? ぜひご自身の目で確認して欲しい。


なお、うめみさんは「悩める方々の救いになれば幸いです」としているから、もし「自分の親が毒親かも?」という人がいたら色々と考えてみよう。自分の人生は自分のもの、親のものでもなければ、他の誰のものでもないのだ。と同時に、親御さんも果たして自分が毒親ではないか、見つめなおしてもいいかもしれない。

参考リンク:Twitter @ikm_
イラスト:うめみ , used with permission.
執筆:P.K.サンジュン

▼いろいろと考えさせられる。