人は誰しも、物事に限界に挑戦したい衝動に駆られてしまうものらしい。オリンピックのモットーにもあるように「より速く(Citius)、より高く(Altius)、より強く(Fortius)」、これこそ限界に挑む精神そのものを表しているといって良いだろう。

静岡県に本社を持つ丸七製茶株式会社は、その精神を地で行くがごとく、ものすごいチョコレートの販売を開始した。それが、濃度29.1パーセント超の最高濃度の抹茶チョコレートである。同社によると、“これ以上濃くするとチョコレートの形ができなくなりボロボロになってしまう” という限界まで濃く仕上げたそうだ。実際に食べてみると……!?

・2019年1月23日より販売開始

丸七製茶株式会社は、抹茶スイーツの「ななや」の運営を行っている。この最高濃度抹茶チョコレート『MATCHA 7』は、ななやの店舗で2019年1月23日より販売されている。


・生乳入りの旧商品

実はこれまでにも高濃度の抹茶チョコレートは販売されていた。しかしこれまでの商品(TEA CHOCOLATE MATCHA 7)は、原材料に生乳も使用している。一方、新商品の『MATCHA 7』には生乳が入っていない。ちなみに抹茶濃度は旧商品、新商品、ともに29.1パーセントだ。


実物を見てみると、辛うじてチョコであることが分かる色合い……。


実際に食べてみると……


食べた瞬間はそれほど気にならないが、あとからあとから抹茶の苦味がこみ上げてくる。く~! ニガイッ!!


・生乳なしの新商品

問題は新商品の方だ。フタを開けて中身を見ると……


ク、クレヨンかな?


濃度の順に7種類の抹茶チョコが2本ずつ。右端には、ほうじ茶のチョコレートが入っている。最高濃度の抹茶チョコは、緑を通り越して黒くなってるやないか……。



濃すぎだろ! これが限界の抹茶チョコレートなのかーーーッ!!


生乳が入ってた商品よりも、色合いにも匂いにも優しさを感じない。匂いは箱を開けた瞬間から抹茶だ。周囲にほのかな抹茶臭が漂っている。実際に食べてみると……


ゴワッ! ニガイーーッ!! これは子どもが食ったら泣くレベルだぞ。おっさんの私(佐藤)でさえも、思わず下あごが出て、ヘタな五木ひろしさんのモノマネしているみたいになってしまったじゃないか!


なんでこんな商品と作ったのだろうか? それはやはり、あのオリンピックのモットーと同じように「より濃く」に挑んだ結果なのではないだろうか。私にはわからないけど、尊い挑戦と捉えるべきであろう。

ちなみに、「濃い濃いのお茶」が大好きなGO羽鳥に、限界ひとつ手前レベルの抹茶チョコ食べさせてみたところ、「これはうまい! 濃さが最高!!」と満足げな表情をしていた。濃いお茶が好きな人ならハマるかも!?


・今回訪問した店舗の情報

店名 ななや青山店
住所 東京都渋谷区渋谷2-7-12 1階
営業時間 11:00~19:00
定休日 火曜日定休(祝日は営業)

参照元:丸七製茶株式会社ななや日本オリンピック協会
Report:佐藤英典
Photo:Rocketnews24