早いもので1月も後半戦。2月3日の「節分」まであと少しということもあり、各社ともに恵方巻の宣伝に余念がない。ここ数年、奇抜な恵方巻が登場しては世間を騒がせているが、今年はいよいよ最終兵器のような恵方巻が爆誕してしまったためお伝えしよう。

コロワイドが運営する居酒屋「甘太郎」が、本日2019年1月21日から14日間限定で販売するスペシャル恵方巻。その名も『悪魔の恵方巻』は、カロリーが限界を突破しているという点で正しく悪魔である。いろいろ凶悪すぎるため、覚悟してご覧いただきたい。

・ヤバイ恵方巻

最近の “頭おかしい系” 恵方巻でパッと思いつくのは、個人的には「くら寿司」の『なんだこれは!? 巻』である。海苔巻きの中に揚げちくわを挿入するという、かなりギリギリを攻めた商品だったわけだが、今回の主役『悪魔の恵方巻』はそういう類のものではない。

・カロリーに驚愕

一言で表現するなら、これはカロリーの暴力。総重量約1.5kg・全長50cmという、純粋に力でゴリ押し倒す脳まで筋肉のような恵方巻なのだ。聞いて驚け、これ1本でなんと……。


6000kcalである。


600kcalではない。6000kcalだ。つまりこれ1本で、成人男性の平均摂取カロリー約3日分に相当することになる。甘太郎よ、恵方巻のコンセプト知らんか? 東北東を向いて黙って食べきるのが恵方巻なんだぞ。食べ終わるまで、単純計算で3日かかるじゃねーか!

・カロリー大行進

そもそも、何を入れたらそんなカロリーモンスターが生まれるんだ? ここで気になる具材を見ていこう。まずは豚ヒレカツ3本をガーリックライスで巻き、その上にピザ、ソーセージ、スクランブルエッグ、牛カルビ焼肉をたっぷり乗せ、とどめにマヨネーズを……ってバカ!

冬眠前の熊かよ。書いているだけで胸焼けしてきそうな内容である。ただ、甘太郎にも悪気があったわけではないはず。きっと平成最後の節分ということで、張り切りすぎてしまったのだろう。

・意外と安い?

その証拠に、税抜3990円とこれだけの超ボリュームにしてはお求めやすい価格になっているのだ。販売するのは東京・神奈川・千葉・埼玉・大阪・兵庫の甘太郎42店舗(横浜西口本店は除く)。ディナータイムのみの提供となるため気を付けてくれ。

・悪魔と節分

狂気に満ちた最終兵器『悪魔の恵方巻』。もはや恵方巻なのか何なのか分からなくなってくるが、「悪魔の」というワードがこれほどしっくりする商品もそうはないだろう。みんなでシェアするか、それとも一人で完食するかはあなた次第である……。

参照元:手作り居酒屋 甘太郎
執筆:あひるねこ
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