生活用品をはじめ衣類に家電など、生活する上で必要なものは大抵揃う無印良品。一時期は低迷していたものの、V字回復を遂げて海外にまで店舗を持つようになったのは周知の通りだ。そんなMUJIこと無印、実を言うと冷凍食品まで売っている。
安いの? 味はどうなの? ていうか、全部どうなの? いろんなことが気になるだろうが、実際に買ってみたのでレポートしたい。第一弾は、通販で人気ランキング1位(11月28日時点)になっていた「もち麦ごはんの枝豆塩昆布おにぎり」を食べてみた。
・通販にも対応
ちなみに冷凍食品を店舗で販売しているのは、イオンモールKYOTO、グランフロント大阪、イオンモール堺北花田、越谷レイクタウン、上野マルイ、名古屋名鉄百貨店、池袋西武、ラゾーナ川崎、近鉄四日市。店舗こそ限られているが、通販に対応しているので実質全国区と言える。
そして今回ポチった「もち麦ごはんの枝豆塩昆布おにぎり」は税込490円(送料別)。クール便で届いた箱を開けると、80gのおにぎり(茶碗約半膳分)が5個セットで入っていた。コンビニのおにぎりが100gちょいくらいなのでサイズは少し小さく感じるが、1個あたり100円しない計算なので決して高い訳ではない。
・いざ実食
んでまず驚いたのが、三角に握ったおにぎりが1個ずつ包装されていること。これだと手が汚れないし、自分の食べる量に合わせて保存もできるから嬉しい。また、袋には蒸気穴が開けてあるのでそのまま加熱することもできる。さらに説明欄を見たら化学調味料・合成着色料・香料不使用らしい。いろいろ意識高い!
さすがに5個は食べられそうにないのと、基本的に1個か2個を加熱するみたいなのでとりあえず2個をレンチン。外から見た感じだと、具だくさんっぽいが、フタを開けたら中身がスカスカなんてケースも珍しくない。もしかしたら……と思いきや!
そうはならないのが無印クオリティーと言おうか。中身はぎっしり詰まっていて、時折 “こんにちは” してくる枝豆の食感がすこぶる良い。そして、もち麦ごはんなだけにズシンとお腹にたまる感じが満足度を上昇させていく。
塩昆布がアクセントになっていて しょっぱい のかなと予想していたが、食べてみたらそんなこともなし。少しだけ おかず が欲しくなったが、ないならないで構わない味付けだった。記者はおにぎり2個だと量がちょっと足りなかったので、3個目をチンしてフィニッシュした。子どもなら1個、女性なら2個、男性なら3個くらいがベストかも。
・レベルが高そうな無印の冷凍食品
漫画のようにバクバク食べるという感じではないが、誰でも食べられるようにしている気遣いが伝わってきた無印のおにぎり。冷凍なので保存もできるし、朝昼晩でOK。一言で表すなら「あったらいいな」だ。まだ一品目ということで他の冷凍食品との明らかな違いは実感できていないものの、第一印象はかなりいい。
なお、無印の冷凍食品はまさしく “よりどりみどり” という表現がピッタリ。おにぎり、餃子、さらにはキッシュに団子……などを揃えていて、あれもこれもウマそうだったので7000円弱もポチってしまった。冷凍庫がパンパンになって後悔したが、順次レポートしていきたい。ともあれ、無印の冷凍食品はよさそうだ!
参考リンク:無印良品 冷凍食品
Report:冷凍食品研究家・レンチン原田
Photo:RocketNews24.
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▼いろいろと意識高い!