「限定」&「食べると◯◯できる」なんて言葉に反応しちゃう人も多いはず。そこに「カレー」がくっつけば、もう無視はできないよね! 今回、ローソンはこの3つの要素を併せ持った製品を発売した。それが……
中部地方限定! 食べて難民支援ができる「2種のあいがけカレー」
……だ。500円ちょっとで、2種類の本格的なスパイシーカレーが楽しめるってんだから、こりゃあ食べてみなくっちゃ!!
・ローソン&学生団体のコラボ商品
ローソンと南山大学の学生団体「Meal for Refugees at Nanzan」が共同開発した「2種のあいがけカレー」(税込530円)。ビルマ(現ミャンマー)とネパールのカレーを同時に楽しむことができるという。
フタを外すと現れたるは、ご飯とカレーが織りなす美しき世界。中央にはご飯の山がそびえ立ち、その両側にビルマの「イエローチキンカレー」と、ネパールの「ポークトマトカレー」が横たわる。スパイシーな香りが鼻をくすぐり、カレーの色が目にも鮮やか。ではまず、トマトカレーからいっただっきま〜す!
・酸味がうまいトマトカレー&スパイシーなイエローカレー
う〜ん。ピリッとした辛みとトマトの酸味がマッチしていてとっても美味しい! 豚バラ肉もジューシーで、ご飯と食べると旨味がお口の中に広がっていく。「豚肉のガラムマサラ炒め」というレシピをもとに作られたそうだが、なんだかあたたかく奥深い味わいがする。
お次はイエローカレー。ルーはサラサラとしていてクリーミーだが、スパイシーな辛みでスプーンが進む進む! ゴロッとしたチキンも存在感があって、こっちもご飯との相性抜群だ! 程よい辛さに抑えられているので、辛いのが苦手な人でもご安心を。
「Meal for Refugees at Nanzan」の公式サイトでは、イエローカレーについて「ビルマ語では『チェッタアールヒン』。ビルマ民族の料理には、ニンニクやショウガが多く使われます」と説明されている。
2つのカレーを混ぜるとまた違った味が楽しめるし、ライスにポテトが添えられているのも嬉しいなあ。普通のコンビニカレーよりも香辛料が効いているが、クセも強くないので食べやすい。ご飯の量もちょうどよかった。
世界では、日本の人口の約半数に当たる6530万人が故郷を追われていると、難民支援協会は発表している。そんな人々の祖国での日常が詰まったこのカレーは、2018年10月23日から4週間、中部地方(東海4県、北陸3県)の店舗のみでの限定販売。収益の一部は同協会に寄附されるとのこと。気になる人はぜひ食べてみてね!
参考サイト:Meal for Refugees at Nanzan、南山大学、難民支援協会
Report:小千谷サチ
Photo:Rocketnews24.
▼普通の「コンビニカレー」よりも香辛料が効いていた
▼こちらがイエローチキン。チキンがゴロッと存在感あり
▼ポークトマト。ピリッとしたトマトの酸味がうんまい!
▼添えられたポテトも嬉しいなあ