老若男女問わず人気の「ミートソースパスタ」。何を食べようか迷った時、選んでおいて間違いのない洋食メニューのひとつといえるだろう。

そこで今回は、ローソン・セブンイレブン・ファミリーマートの「ミートソースパスタ」を食べ比べて、違いを確かめてみることにした。それぞれどんな特徴があるのか、購入した商品の詳細は次の通りである。

【購入した商品】

ローソン『牛挽肉の濃厚ミートソース』399円 / 568kcal
セブン『じっくり煮込んだミートソースパスタ』398円 / 508kcal
ファミマ『ミートソース』398円 / 496kcal

価格については、ローソンだけが他の2社に比べて1円高いのみであとは同じ。カロリーもローソンが60〜70kcalほど高めだが、注目するほどの大きな違いは見られなかった。それでは、さっそく食べ比べてみよう。



・ローソン『牛挽肉の濃厚ミートソース』(399円)

まずはローソンからだ。上からみじん切りしたような不揃いのパセリがふんだんにかかっていて、本格的な雰囲気が漂う。食べてみると、挽肉を噛むたびに牛肉独特の芳醇な旨味が強く感じられた。

なお、麺は3社の中で中間の太さとなっており、しなやかで柔らかく食べやすい。牛肉の味わいと柔らかめの麺が好みの方にオススメしたい一品である。

・セブン『じっくり煮込んだミートソースパスタ』(398円)

次はセブンだ。見た目の特徴は、他の2社に比べてミートソースが赤っぽい点である。味わってみたところ、まったりとしたコクが口の中に広がり、後からほんのりと牛肉の風味が漂う。特筆するようなクセが無く、味のバランスは良好だ。

また、麺は3社の中でもっとも太くモチモチとした仕上がり。まろやかでコク深いソースと食べ応えのある麺が印象的なミートソースパスタだった。

・ファミマ『ミートソース』(398円)

最後はファミマを実食である。ミートソースをよく見ると、ニンジンのみじん切りが目立つ。食べてみたら、ニンジンやトマトなどの素材の味と合わせて爽やかな甘みも感じられた。原材料に「ワイン風調味料」とあったので、“爽やかな甘み” はそこから来ているのかもしれない。

また、麺は3社の中でもっとも細くコシは強め。ミートソースが良く絡んで相性は抜群だった。

以上、3社のミートソースパスタを食べてみた結果、ローソンは牛肉の味わいと柔らかめの麺、セブンはまろやかでコク深いソースと食べ応えのあるモチモチの麺、ファミマは爽やかな甘みと細めでコシの強いパスタが印象に残った。

ちなみに筆者が個人的にもっともウマいと感じたのは、ファミマの『ミートソース』である。今回のレポートを参考に好みの商品が見つかれば幸いだ。

参考リンク:ファミリーマートセブンイレブンローソン
Report:K.ナガハシ
Photo:Rocketnews24.