またしても、日本のスポーツ界を揺るがす重大な疑惑が浮上している。体操女子の宮川紗江選手が2018年8月29日に記者会見を行い、日本体操協会のパワハラを告発したのだ。

彼女の告発の真偽は、これから明らかになると思うのだが、彼女の競技人生が危険にさらされている。これを見かねた高須クリニックの高須克弥院長が、救済を申し出た。ネット上では、院長を賞賛する声が相次いでいる。

・体操協会の圧力か?

この問題は当初、宮川選手がコーチに受けた暴力について記者会見が行われると思われていた。ところが、暴力に関しては選手もコーチも事実と認めた上で、協会による圧力があったことが宮川選手自らの発言で明かされたのだ。

彼女は家族ともども、コーチの指導を今後も仰ぐことを望んでいるにもかかわらず協会はこれを良しとせず、「五輪に出られなくなる」などと発言したという。

一方、協会側は彼女の会見内容を「ウソ」と真っ向から否定。今後彼女の競技人生にも影響が出る可能性も否めない状況の中、高須院長は会見後にいち早く以下のように投稿した。


力になりたいと思います。 僕でよければ契約します。連絡をお待ちします。」


──それから数時間後に、院長は宮川選手と連絡をとれた旨を報告。高須クリニックとの契約に向けて、早々と動き出しているようだ。


「やっと宮川沙江さんと連絡が取れました。 宮川沙絵さん喜んでくれているようです。 フォロワーの皆さんの協力を感謝します。 かっちゃんはこれからサポーターになります。 支援頑張ります


「宮川沙江選手とお話しできました。 明日具体的なサポートのご相談をを担当同士ですることになりました。 話し方が僕の孫娘とそっくりです。 家族のように支援します」(以上、高須克弥Twitterより)


これに対して、ネットの反応は……


「さすがです、かっちゃん先生!」
「行動力が素晴らしいです」
「先生、頑張ってください!」
「応援してます!」
「さすがに対応が早いですね!」
「サポート応援します!」


……など、宮川選手だけでなく高須院長へもエールの声が上がっている。

残念なことに、ここところ日本のスポーツ界は不祥事や疑惑が相次いでいる。東京五輪で世界が注目しているなか、本当に開催できるのか? 選手たちは競技に集中して臨むことができるのだろうか? いずれにしても若き宮川選手には、今後も体操選手としてがんばって欲しい。

参照元:Twitter @katsuyatakasuサンスポ、Yahoo! リアルタイム検索
執筆:佐藤英典