白い砂浜と寄せては返す波……夏と言えば海だ! 夏の海は無敵の盛り場。暑ければ暑いほど、テンションも上がるってもんだぜェェェエエエ!!
というわけで、日本語学校『ホツマインターナショナルスクール』のパキスタン人留学生たちを海に誘ってみたところ、なんと奴ら海を見たことがないらしい! マジかよ!? そこで、一緒に海に行ったらこうなった!
・チャパティのお礼
外国人留学生の部屋を訪問した以前の記事で知り合ったパキスタン人留学生たち。全員が車のエンジニア志望であり、寄り添うように暮らす下宿先でご馳走になったチャパティの味は今も忘れられない。
もてなしてくれたお礼も兼ねて彼らを海に連れて行こうと思った。さっそく、ハイエースをレンタルし、下宿先に乗りつけると……
「キャーキャー」言いながら部屋から飛び出してくるパキスタン人留学生たち。
・テンションが上がりすぎて何言ってるか分からない
今回参加の留学生は6人。なお、前回の記事に登場した最年長しゃちょーは、現在パキスタンに帰っているらしく欠席、替わりに新メンバーのウサマが加わっていた。私(中澤)と撮影班・田代を併せて8人でバンに乗り込み逗子海岸に向かう。野郎ども、海行くぞー!
全員が車のエンジニア志望なだけあり、ハイエースにもテンション爆上がり。飛び交うウルドゥー語。何言ってるか全然分からないけど一緒に叫んでみた。オオオオ!
・人生初めての海
そんな彼らは全員、海に行ったことがないとのこと。テレビなどで見たり話に聞いたことはあるが、実際に行くのは今日が初めてだという。
パキスタンも海に面している部分はあるが、山側に都市が多く、例えばタルハの実家があるイスラマバードからは1000km以上離れていたりするのだとか。そのため、多くのパキスタン人は海を体験したことがないらしい。
20年以上生きてきて初めて見る海……それは彼らの目にどう映るのだろうか? 逗子は地形的に海岸ギリギリまで海がほとんど見えない。高速を降り街中を通り抜ける。カーナビは「あと5分」と言っているが、まだ全然見えない。ウズウズするパキスタン人留学生たちが国の歌を歌い出した。と、その時!
突然目の前に広がる海岸線! 砂浜の先には太陽の光でキラキラ輝く青・青・青。海だ!! サンサンと降り注ぐ太陽光と水着美女の群れ! その時、パキスタン人留学生たちに起きた異変とは!? 生まれて初めて海に降り立ったパキスタン人留学生たちの様子は次ページで!
取材協力:ホツマインターナショナルスクール
Report:中澤星児
Photo:Rocketnews24.
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