0円。無料。タダに勝てるものはありません。今回は、ガチ本場の外国料理をタダで食べる方法をご紹介します。

と言うと、「料理は0円でも、どうせ料理以外でお金がかかるんでしょ?」と勘繰る人がいるかもしれませんがマジで0円です。お通し代とか入場料とか一切必要ありません。その方法とは……

「ホツマインターナショナルスクール」の学園祭に行くこと。順を追って説明します。まず、「ホツマインターナショナルスクール」とは、多くの外国人留学生が通う日本語学校。全国に4校が展開されており、東京は高田馬場にもあります。

この学校では、それぞれのキャンパスで不定期で学園祭が開かれており部外者も入ることが可能。ちなみに、2020年の東京キャンパスの学園祭は1月15日でした。

・大行列?

もちろん、冒頭で説明した通り入場料は無料。普通の学校の学園祭と同じなので通常は近隣の住民が来るくらいとのことですが、私(中澤)も招待されたので行ってみました。


ホツマインターナショナルスクールに着くと入り口には行列が。えらい人気だなあ。と思いきや……

ほぼ全員ホツマの学生


入り口を埋め尽くす学生たちはどうやら客を待っていた様子。ホームランを打ってベンチに帰ってきた人なみにウェルカムされました。人生においてホームラン以外でこんな熱量でウェルカムされることってないと思う。

さて置き、ウェルカムの嵐を乗り越え受付を済ませると、各教室には学生たちが作ったアトラクションが。顔ハメパネルやインスタ映えスポットなど、体験するだけでなく撮影すること前提なのが現代っぽい

・本場外国料理がタダ

その中のひと部屋に食堂があります。受付でもらえる食券を渡すと食べ物と交換してくれるんですが、この食べ物は学生たちが自国の料理を手作りしたもの。つまり、本場中の本場の外国料理です。私が行った時は、インド辺りで食べられている「サモサ」と、フィリピンの「ソパス」というスープを出してくれました。

サモサは小さい春巻きの中にじゃがいもが入っておりコロッケみたいな味わい。ソパスは、コンソメスープくらい水気の多いクリームシチューみたいな感じ。具にはマカロニが入っていました。ほぅ……温かい

・タダというかプライスレス

全てが手作り感バリバリなホツマインターナショナルスクールの学園祭。学生たちが客以上に楽しんでおり、そのキラキラした笑顔に元気を分けてもらえたような気がしました。この瞬間と笑顔はプライスレス。値段なんてつけることはできません。まさにコスパの良い贅沢な時間でした。

取材協力:ホツマインターナショナル
Report:中澤星児
Photo:Rocketnews24.

▼学園祭の様子を動画でもどうぞ