夢を見続けましょう。それは誰も邪魔できません──『トムとジェリー』のアニメーション監督ジョセフ・バーベラは言った。いつの時代も子供たちに夢と希望を与えてきたマンガやアニメ。かかわる人たちは、常にそういった気持ちと共に仕事をしているのかもしれない。

先々週、西日本を豪雨が襲った。街が水没するほどの大雨にさらされ、現在も続く復旧作業。そんな中、週刊少年ジャンプの神対応が話題になっている。

・物流に影響

物流にも大きな影響を及ぼした西日本豪雨。もちろん、少年ジャンプの配送も例外ではなく、7月9日発売の32号は被災地を中心に、配送が大幅に遅れたり、届けられないという状況が続いているという。この状況を受け、週刊少年ジャンプ編集部は以下の発表を行った。

「今回、緊急措置としてインターネット上で、週刊少年ジャンプ32号を配信することに致しました。一人でも、多くの皆様に作品をお届け出来ればと思っております。この度、被災された皆様には、心よりお見舞い申し上げます」

──なんと、32号を特別配信することを発表したのである。なお、公開期間は7月31日までとのこと。この対応にネットでは下記のような声が上がっている。

・ネットの声

「8歳から買い続けてもう46歳ですがこれからも買い続けます」
「神対応すぎる!」
「ジャンプの愛読者として感動した」
「ありがとうございます無かったんですほんとありがとう」
「これからも応援してます!」
「買えてない人はすごくありがたいですね」
「流石ジャンプやなー」

──感動や感謝の声が多数。「神対応」との声もあがっている今回のジャンプの支援。夢と人の気持ちが被災地の子供たちの元に届くことを祈る。

参照元:Twitter @jump_henshubu週刊少年ジャンプ
執筆:中澤星児

▼豪雨の影響を受けた32号を特別配信