現在、世間を騒がせている日本大学アメフト部員の悪質タックル問題。プレイ中の反則行為が、日大アメフト部だけにとどまらず様々なところに飛び火している。

そんな状況の中、「日本体育大学」が公式サイトで本問題について言及しているためお伝えしたい。反則行為の際の相手は関西学院大学で、本問題に日本体育大学は全く無関係のはずだが一体なぜ

・重要なお知らせ

「日本(にほん)大学アメリカンフットボール部の反則行為に関する件について」と題され、『重要なお知らせ』とされているこの発表。内容は以下の通りだ。

「日本(にほん)大学アメリカンフットボール部の反則行為に関連して、本学(日本体育大学:にっぽんたいいくだいがく)アメリカンフットボール部及び学生に対して、誤った誹謗・中傷を含め、多くの御意見やお問い合わせを戴いております。

本学学生が安心して学生生活を送れるよう、御理解願います。

なお、本学としても、このようなことがないよう、その指導に努めてまいります」

──どうやら、日本大学と間違って日本体育大学に誹謗・中傷や問い合わせを行ってしまう人が大勢いる様子。本お知らせは学生を守るためのお願いであるようだ。

繰り返すが、問題になっている反則行為について日本体育大学は無関係である。これは飛び火どころの話ではない。確かに重要なお知らせだ。

そんな無関係な大学をも巻き込むほどに大きくなっている本問題。果たして解決を見る日は来るのだろうか? 今後の展開を見守りたい。

参照元:日本体育大学
執筆:中澤星児