コートジボワールのドログバ。その名前を聞いたら頭痛のするサッカーファンは多いに違いない。それもそのはず、彼は2014年のブラジルW杯で日本代表と日本中を絶望させた男だからである。あれから4年の月日が流れ、ドログバ選手は40歳になった。

しかし、年をとったとはいえ、まだまだサッカーセンスは健在のようだ。現在、彼はアメリカのユナイテッドサッカーリーグ(2部に相当)のフェニックス・ライジングFCでオーナー兼選手なのだが、超がつくロングシュートをねじ込んでいた。年をとってもやっぱりスゴい……!!

・右足からキャノン砲

ドログバが一際まばゆい光を放ったのは、2018年5月12日に行われたタルサ・ラフネックスとの試合でのこと。2−1とフェニックス・ライジングFCがリードして迎えた後半24分、ゴールまで30〜40メートルの遠距離でフリーキックを獲得した。

普通であれば直接狙う選択肢はあまりないが、右足にキャノン砲を持つドログバ選手は積極的に狙った。そしてスナイパーのごとく右足から放たれた弾丸のようなシュートは、そのままネットにズドン! スピード、精度といい、どれをとっても完璧だ。

ドログバ選手のスーパーゴールは、クラブの公式Facebookに公開されている動画「GOAL: Didier Drgoba Hits A Screamer From Distance To Extend PRFC’s Lead」で確認できる。おそらく、サッカーファンは飛行機ポーズでゴールパフォーマンスをする彼を懐かしく感じることだろう。

・大活躍のドログバ選手

なお、試合は5−1でフェニックス・ライジングFCが勝利。ドログバ選手は2得点と大活躍だった。ボールの前に立っているだけで雰囲気があるあたり、さすが世界を舞台に活躍したストライカー。日本戦の後半途中から出てきた姿を思い出すようだ。

参照元:Facebook
執筆:原田たかし