注目~!! 本日4月20日は『女子大の日』らしいぞ。「ひみつの花園、女子大♪」とテンションが上がっているソコの君。気持ちは分かるが、理想と現実はフタを開けたら違うことも多い……ということで!

大学4年、大学院2年と計6年女子大学に通った記者が、その実態をお伝えするとしよう。想像していたフワフワな世界と違っていたとしても責任はとれないので、自己責任で読んでくれよな! 

・化粧をさぼる

大学が私立、大学院が国立だった記者は、タイプの違う女子大学生を見てきた。ざっくり分類すると、大学の頃は実家が裕福だという人が多く、生活も派手な人がソコソコいたのに対し、大学院では素朴で控え目な人が多かったように思う。ここでは両タイプに共通して言えることを挙げていく。

まず何よりも大きいのは “化粧をさぼる” ようになることだ。やはり異性の目がないからだろうか、なんならスッピンで授業を受ける。通学途中だけカモフラージュのためにマスクと眼鏡で顔を隠すが、学内ではオープンだ。ちなみに記者も社会人デビューしてから化粧を覚えた。

・彼氏がいない

大学入学時はやれ他大学との新歓コンパだ、合コンだとにぎやかだ。たとえスッピンで登校しようとも、放課後になるといそいそと化粧をして出かけたものである。そうした場で彼氏ができる人も少なくはない。がしかし、その波が去ると途端に男子との関わりがなくなる。

というか、必要性を感じなくなるのだ。「あれ、このまま彼氏いなくても生きていけんじゃね。むしろその方がラク」とさえ思えてくるのだから恐ろしい。女ばかりの空間が居心地が良すぎて、もはや男子と交流することが面倒になってしまうという悲しい事実。

そんなこんなで、女子大学の出身者はあまり男慣れしていない人が多いように感じる。社会人になり、はじめてお付き合いをするという人も少なくないだろう。そのため、ちょっとしたことで喜んでくれたりありがたがってくれるので、男性目線で言うと元女子大学生は狙い目ではなかろうか。

・女同士の結束が強まる

大学と言えば学部にもよるが、基本的に自分から関わりを求めなければ繋がりはできない。そのため女子大に通っていようと、共学に通っていようと人間関係については大差ないだろうと思っていた。しかし、これは卒業してハッと気づいたのだが、女子大は女同士の結束が異常に強い。

友だちに何かあれば周りが全力で助け合うし、なんなら自分の代わりに友だちが怒って泣いて笑ってくれる。生き抜くための本能なのかもしれないが、とにかく結びつきが強いのだ。そりゃ彼氏もいらなくなるわ。

・食堂のサラダコーナーが充実

また、女子大学生と言えばランチはオシャレな食堂やカフェテリアでちょこっと食べる……だなんてのは夢のまた夢。類は友を呼ぶからかもしれないが、記者の周りの子はよく食べ、よく飲む子が多かった。それはさて置き、記者が女子大学に通う中で唯一「女子大っぽいな」と思ったのが食堂環境だ。

共学の大学に比べて、サラダバーをはじめとする野菜コーナーが異常に充実していた。身だしなみに気を使わなくなろうとも、やはりソコは女子。食事に対しては意識高めだったと言えるだろう。

あくまで記者個人の経験なので異論もあるだろうが、大きくは外れていないのではないかと思う。男子トイレが少ないなど、ちょっとばかり偏っているコトもあるかもしれない女子大。しかし、個人的にはとても過ごしやすい6年間だった。就職支援なども共学に比べて手厚いように思うぞ。

Report:K.Masami
Photo:Rocketnews24.