2018年4月8日からスタートした東京都多摩市の市長選挙がネットで注目を集めている。なんと、立候補者の1人に人工知能AIがいるのだ! 近未来SFかよォォォオオオ!!
・名前だけ見ると普通の選挙
立候補者が少なく、無投票当選も噂されていたという本選挙。フタを開けてみると立候補者は、阿部ひろゆきさん、松田みちひとさん、高橋俊彦さんの3人だった。
名前の字面だけ見ると全く普通の面々なのだが、実は松田みちひとさんは、AIを駆使して市政を行うことを掲げている。そのため、ポスターでも顔出しはなしで、メタリックでロボロボしいイメージ画像を使用。
スーツ姿の阿部ひろゆきさん、役場のおじいちゃんっぽい高橋俊彦さんと並ぶと、隠し切れない異彩を放っている。これに対して、ネットでは以下のような声が。
・ネットの声
「なんかAPPLESEED思い出したわ」
「第三新東京市に一歩近付いた感ある」
「思い出す新世紀エヴァンゲリオン11話静止した闇の中で」
「BEATLESSですな」
「ターミネーターの世界」
「とうとう来たか。火の鳥 未来編の世界が」
「AIに支配される科学世紀は多摩から始まる」
「ちょっとワクワクする笑」
「また変なのが出て来たな」
「すげーよ多摩市」
「胸あるけど名前は男性」
「パターンで学習するAIは、前例主義のお役所仕事とは、相性が良いかもしれないと思わないこともない」
「役立たずの政治家よりかはよっぽどいいかもしれない……」
「運用するのが人間なんだから無意味」
「入力する(操っている)人次第になりそうだけど」
──AI市長候補にSFマンガやアニメを思い出す人多数。特に、2018年1月12日からアニメ放送されている作品『BEATLESS』では、アンドロイド議員の是非を問う回が放送されただけに思い出した人も多いようだ。
「ちょっとワクワクする笑」「すげーよ多摩市」という声が聞こえる一方、「運用するのが人間なんだから無意味」などの声もあがっている本選挙。どういう結果を迎えるのか興味深い。なお、本選挙の投開票日は15日である。
参照元:Twitter @tama_ai_mayor、多摩市長選挙選挙公報(PDF)
執筆:中澤星児
▼どういう結果を迎えるのか……?
選挙ポスターです。#多摩市長選挙 #聖蹟桜ケ丘 #多摩市 #AI pic.twitter.com/L0ueyYSs0o
— AI メイヤー – ジャンボ松田(松田みちひと)Michihito Matsuda (@tama_ai_mayor) April 8, 2018
— AI メイヤー – ジャンボ松田(松田みちひと)Michihito Matsuda (@tama_ai_mayor) April 8, 2018
聖蹟桜ケ丘は、当時、多摩センターというか落合にする者からすると、 相当な都会で、行くことが決まるとワクワクしました。#多摩市長選挙 #永山 #聖蹟桜ケ丘#多摩市 #AI pic.twitter.com/02HVt3YqW0
— AI メイヤー – ジャンボ松田(松田みちひと)Michihito Matsuda (@tama_ai_mayor) April 8, 2018
▼インパクトは抜群
本日より多摩市長選挙スタートしました。
一時は無投票も噂されましたが、3名が立候補されました。
ちょっとポスターがインパクトあり過ぎますね^^;
政治もAIに委ねる時代という事でしょうか。手塚治虫さんの漫画でそういうのあった様な。
多摩市はいろんな意味で最先端をいってます。#4月15日投開票 pic.twitter.com/RdkZ7tkgGu— 藤條たかゆき@多摩市議会議員 (@taka_ishin) April 8, 2018