世界中で絶大な人気を誇り、プロサッカー選手としての才能だけでなく、完璧なルックスで女性ファンを虜(とりこ)にしているクリスティアーノ・ロナウド。そんな彼の故郷であるポルトガル・マデイラ島の空港は、2017年3月に「マデイラ・クリスティアーノ・ロナウド空港」に改名され、その記念にロナウドの銅像が制作された。
ところが、出来栄えが酷すぎたことで、海外では「コラ祭り」が勃発するほど騒然。評判はとにかく散々だった。あれから1年……なんと銅像を作ったアーティストが再び制作にトライした結果がお披露目となった。
・「ホラーだ」と騒がれたロナウドの銅像
クリスティアーノ・ロナウドの銅像を制作して、ネット民から「悪意すら感じる」とか「全く似ていない」とか散々なことを言われてしまったアーティストは、エマニュエル・サントスさんだ。
彼が手掛けた問題の銅像を見た時、筆者は「歯を見せている彫刻って初めてかも……」と、その斬新さに一種の感動さえ覚えた。とはいえ、モデルは超絶イケメンのロナウドである。本人に全く似ていないどころか「ホラーだ」とまで言われてしまったら、アーティストとしての力量を問われてしまっても仕方がないかもしれない。
・再度ロナウドの銅像制作に挑んだアーティスト
ここまでネット民からネガティブな事を言われて叩かれたら、おそらく芸術家のプライドはズダズダのはず……。アーティストとして再起は難しいのではないかと、危惧(きぐ)してしまうところだ。しかし相当打たれ強いのか、エマニュエルさんは海外スポーツ情報サイト『B/R』のチャレンジを受けて立ち、ロナウドの銅像を再び制作することに!
・ネット民の反応も上々!
さて、気になるリベンジ結果だが、今回は最初に作られた銅像のトレードマーク(!?)的存在だった歯が消え去り、なかなかの出来栄え! アーティスト根性を見せつけたエマニュエルさんの作品に、ネット民からも「芸術家の才能を証明したな」とか「今回の方が全然いい!」といったコメントが寄せられていた。
海外メディアのインタビューで、「批判に負けずに好きなことを続けていたら、成功できるということを息子に教えたかった」と語っていたエマニュエルさん。どうやら、自分の言葉を見事に証明することができたようだ。
参照元:Twitter @B/R Football
執筆:Nekolas
▼再度ロナウドの銅像制作にチャレンジしたらこうなった!
29.03.2017 vs. 29.03.2018
Emmanuel Santos' shot at redemption. pic.twitter.com/A91RjDJCOF
— B/R Football (@brfootball) 2018年3月29日
▼銅像の制作者エマニュエルさんのインタビューはこちら
A year ago today, Emanuel Santos’ Cristiano Ronaldo bust was unveiled. The world laughed at him.
We challenged him to try again. He accepted. pic.twitter.com/TLV1iJv1MN
— B/R Football (@brfootball) 2018年3月29日