こ、こんなものまで100均に……」と思ってしまうことが多い100円ショップのナンバーワンといえば、誰がなんと言おうと『ザ・ダイソー』である。まさに王者。業界2位のセリアを大きく引き離しての業界トップ。ぶっちぎりのナンバーワンだ。

そんな絶対王者ダイソーにて、「こ、こんなものまで100均に……」どころか、「ここまで入れて100円で大丈夫か……」と心配せずにはいられない文具を発見してしまった。極太2ミリのシャープペンシル、正式名称『2mmシャープ鉛筆』である。

・2mmファンが斬る

実は私、極太2ミリのシャーペンを数年前から愛用している。知らない人のために簡単に説明するならば、一般的な0.5mmシャーペンの4倍太いシャーペンである。2ミリに出会う前までは0.9mm愛好家だったが、2mmに出会ってからは0.9との両刀だ。

そんな2mm歴の長い私にとって、ダイソーで売られていた『2mmシャープ鉛筆』の存在は驚異的だった。

なにせ100円。しかも替芯6本付きときて……

「芯削りキャップ」まで付いているときた!!

参考までに、私がふだん使っている2mmシャーペンの価格は……税込587円である。

数年前に購入した2mmの替え芯(5本入り)は、文具のデパート『世界堂』にて税込162円だった。それと同時に購入した「芯削り器」の価格も、税込162円だった。

ということは……私の2mmシャーペン環境は、合計911円(税込)で構築されたことになる。それなのにダイソーときたら……

すべて入ってて税込108円! なんという価格破壊! 大丈夫なのかこんな価格で!? もはやダイソーは、文具界の価格破壊王や〜〜〜〜っ!!


・使用感をガチで語る

それはさておき使用感であるが、正直言えば「悪くない」といった感じ。厳しく言えば「良くはない」が、使えるかどうかで問われたら「使える」が答えである。

まずシャーペン本体。これは全く問題ない。重厚感ゼロの軽いシャーペンだが、これはこれでアリである。決して「最高!」ではない。「問題なく使える」といった感じだ。


・芯がダメだ

気になったのは、最初から入っている2Bの芯、ならびに「替芯」だ。2Bのくせして、ちょっとカタい。ひっかかりがあるというか、描いていて気持ちよくはない。よって、おのずと描いた線の色も薄めになってくる。

というのも実は私、鉛筆の濃さは最低でもB以上、できれば2B以上……というくらいの濃い濃い好き派なのであるが、このシャーペンに入っている「2B」では、私の思う2Bの満足感は得られなかった。もしかしてBでは? なんて思ったりも。

しかし、そんな問題は、他社の替芯を入れれば良いだけのこと。それよりも問題なのは、超期待していた「芯削りキャップ」の存在である。

はっきり言うが、これ、絶対に使わない方が良い。なぜならば……

削り後、けっこうちゃんと「芯削りキャップの穴」を掃除しないと……

机の上が地獄絵図になるからだ!

トントン……と芯の粉を落としまくっても、まだ細かい芯カスが出てきたりする! こんな状態で筆箱なんかに入れてみろっ……。大変なことになるぞ!!

てな感じで、芯の質と、削り器問題さえ目をつぶればコスパ最強すぎる完璧な商品。「2mmシャーペンって どんな使い心地なのかしら?」なんて2mm初心者にはうってつけの商品と言えよう。これで気に入ったら、もっと良いペンを買えば良いのだから。

Report:100均研究家・GO羽鳥
Photo:RocketNews24.
★こちらもどうぞ → シリーズ「100均検証