「良いことをすれば何か良いことが起こる、その逆もしかり」という因果応報は、昔からよく言われることである。そんな教訓を痛いほどに思い知らされるようなニュースが届いたので紹介しよう。なんでも、ある良いことをした男性が、その直後に宝くじに当選したというのである!

・ある良いことをした男性が宝くじに当選!

英ニュースサイト『Daily Record』によると、良いことをした直後に宝くじに当選したのは、スコットランドのマザーウェルに住む50歳のコリン・バンクスさん。

彼が、現金を引き出そうとスーパーマーケット内にあるATMに行ったところ、その前にATMを利用した人が30ポンド(約4500円)を残していたことに気付いたのだ。そこで、彼はスーパーの従業員に事情を説明して、ネコババすることなく30ポンドを手渡したのである。

・くじに当選して約740万円をゲット!!

そして、その善行の直後に1.5ポンド(約227円)の宝くじを買い、4万9077ポンド(約742万円)に当選! 思いがけず大金を手にしたコリンさんは、8500ポンド(約128万円)で中古車を購入して、「このお金でメキシコに住む甥の結婚式にも出席できそうだ」と大喜びしていたそうだ。

ちなみに、その宝くじに当たる確率は37万2000分の1とのこと。そんな確率の宝くじを当てるなんて、まさに「良いことをすれば何か良いことが起こる」典型的な例ではないだろうか。

・まさに因果は巡る

ちなみに、以前にロケットニュースでは、「宝くじ売り場で割り込みされた男性が7300万円のくじに当選!」とのニュースをお伝えしたことがあり、その男性は「善い行いが実を結んだのだと思います。割り込みをされていなかったら、宝くじに当選していなかったでしょう」とコメントしていた。

その事件といい、今回の事件といい、ちょっとした悪行が悪い結果を招き些細な善行が良い結果を生むという因果応報は、現実世界で頻繁に起こることだと言えるかもしれない。

特にこの時期は特に善行や奉仕など、施しを行う “クリスマス精神” を発揮したくなる時である。クリスマスに限ったことではないが、普段よりも意識して何か良い行いをしてみてはどうだろうか。

参照元:Daily Record(英語)
執筆:Nekolas
Photo:Wikimedia Commons