2017年11月21日、スマホ版『どうぶつの森 ポケットキャンプ』がリリースされた。元々人気の高いシリーズだけあって、リリース直後にアクセスが殺到し、プレイできない状態が断続的に続いている。現在は随分安定したものの、時々エラーが表示される状況だ。
そんななか、11月24日にまた新しいスマホゲームがリリースされた。そのゲーム『デスティニーチャイルド』には、これまでにない意外な機能が設けられている。それは、「モザイクフィルター」と「電車内モード」である。これを使用すると、アレにまでモザイクがかかるぞ~!
・リリース前から話題
これは、日本でも有名なキム・ヒョンテ氏がキャラデザインとディレクションを担当した作品である。事前登録者数は165万人を超え、リリース前から話題になっていた。プレイヤーは「チャイルド」と呼ばれる使い魔を集めて強化し、魔王争奪戦に挑むという流れ。
・2つの機能
そしてこの作品には、他のゲームにはない機能が2つ用意されている。それが「モザイクフィルター」と「電車内モード」だ。
モザイクフィルターは、キャラクターに16段階のモザイクをかけることができる。割と派手な衣装をまとったキャラが多いために、いろいろな意味での配慮から、この機能が備えられたのだろう。実際に最大までかけてみると、キャラの格好を把握することが難しい。何が何だかよくわからない。
・キャラ真っ黒
電車内モードは、キャラの姿をシルエットとして表示する。ちなみにモザイクフィルターと電車内モードは併用することができない。
このモードをオンにすると、キャラクターは真っ黒だ。
・アレにまでモザイクか……
何かと役立ちそうな2つの機能なのだが、ちょっとだけ気になる点がある。それは……。
主人公にまでモザイクやシルエットがかかってしまうのだ。
主人公は表示しても問題ないような気がするのだが、なぜ主人公まで隠れてしまうだろう? これじゃあ、推理ゲームの犯人みたいじゃないか……。
さらにいうと、2つのモードを利用していると、戦闘中のザコ敵にまでモザイクやシルエットがかかる。非常に優れた機能ではあるけど、スライム級のザコまでモザイクにすることはないと思う。かえって変な気分になるのは気のせいだろうか……。いずれにしても、今までのスマホゲームにはない配慮がうかがえる。
参考リンク:デスティニーチャイルド 公式サイト、iTunes、Google Play
Report:佐藤英典
Screenshot:デスティニーチャイルド(iOS)