スマホを持っていない人の方が珍しくなった昨今。とにかくスマホさえあれば何でもできる時代になった。まさに未来である。その分、スマホにかかる料金は馬鹿にならない。端末自体が10万円近くするし、月々の利用料金で1万円飛んでいく人も多いはずだ。

正直、私(あひるねこ)はスマホに詳しい方ではない。だが、常々こう思っていた。利用料金が高すぎやしないかと。パケット定額サービスとか、もうちょっと安くならないのかと。そこで、一念発起して話題の「格安SIM」に乗り換えたところ、料金をほぼ半額に減らすことに成功したのである!

・大手キャリアユーザーの自分

スマホを利用するには通信会社と契約しなければならない。ドコモ、au、ソフトバンクの所謂大手キャリアと契約している人が大多数だろう。私は高校生の頃にドコモと契約し、それ以来約15年に渡り浮気することなくドコモユーザーであり続けた。

そもそも、私はあまりスマホを多用する方ではない。電話もあまりかけない。自宅と職場は Wi-Fi 環境が整っているため、通信料がかかるのは外にいる時だけである。それで、月々の利用料金は大体6000~7000円という感じだ。

・安くしたい

もっと安くする方法はないかと調べても、現状だとこれがマックス。で、私はこの料金を少々高いと思っていた。ガンガン利用しているならまだしも、私のパケット定額サービスは3GBを超えると通信速度が遅くなってしまう。節約して使っているのに、自宅のネット接続料金よりもはるかに高いのはなんだかなぁ……。

・格安SIMに乗り換え

そこで登場するのが「格安SIM」だ。格安SIMとは回線を持たない会社がキャリアから回線を借り、安価な通信プランを提供するサービスのことである。格安SIMにしたら安くなった! そんな声が周りでも聞こえるようになり、気持ちがワンピースの白ひげ並みにグラグラしたため、ついに私も格安SIMに乗り換えることを決心したのだ。

・解約金に注意

格安SIMにはかなり種類がある。いろいろ調べた結果、LINEが提供している「LINEモバイル」、キミに決めた! よーし、そんじゃ今すぐ乗り換えるぜ!! とはいかないのが面倒臭いところ。「2年縛り」による解約金がかからないようにするため、契約更新月内に乗り換えるのがベターだろう。

・ドコモからLINEモバイルへ

ドコモを解約した後は、LINEモバイルの音声通話ができるプランで契約することにした。乗り換え時期に合わせて、携帯番号をそのまま引き継げるMNP(携帯電話番号ポータビリティー)を申し込むのも忘れないようにしよう。

初期設定などは自分でやることになるが、そこまで難しい作業ではないから慌てるな。自分を信じろ。しばらく操作すると無事開通し、ネットも電話も問題なく繋がるようになったぞ。やった、乗り換え完了だ! ありがとうドコモ、そして初めましてLINEモバイル!! 今から約2カ月前のことである。

・格安SIMの料金は?

さて、私が契約したのは「データ+SMS+音声通話」のプランだ。つまり、基本的にできることはこれまでと変わらない。容量は5GBで、3GBを超えると通信速度が遅くなった以前よりはだいぶ楽になったと思う。

気になる料金だが、基本は月額2220円で、そこに通話料金やオプション料金が加算される。私は月額500円の端末保証サービスを追加した。初月は事務手数料などが発生するため正確な料金が分からないので、翌月の料金で安さを判断することに。さあ、格安SIMの利用料金はおいくらなのか?


料金は……!


利用料金は……!!


3157円! だァァァァァアアアアアアアアアア!!

税込3157円キターーーーーーッ! あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙! 安ゥゥゥゥゥウウウウウイィィィィ! もはや気持ちいいーーーーーーーーーー!! ん゙キモチEEEEEEEEEEE!! ぬほおおおおおおおおお!! しゅごいーーーーーーーーーー!

・半額になった

失礼、あまりの安さに取り乱してしまった。なにせ、どうやっても超えられなかった6000円の壁をあっさりと破るどころか、これまでのほぼ半額になってしまったのだ。しかも容量は大きく増えているなんて、最高でおまっ! ホンマ最高でおまっ!!

・注意点

ただ、格安SIM全体がよく言われるように、繋がりづらいことがあるのは事実。回線が混雑する時間帯はたしかにあるようだ。しかし、それがずっと続くわけではないので、そこまで大きなストレスにはならない。というのが、2カ月使ってみた実感である。

・とにかく安くしたい人は

スマホ上級者なら格安SIMのデメリットをポンポン挙げられるのだろうが、私のようなライトユーザーだと特に困ったことはなかった。結論としては、もっと早く変えればよかったという一言に尽きる。格安SIMには各社様々なプランがあるため、ぜひ自分に合った内容を探してみて欲しい。

参考リンク:LINEモバイル
Report:あひるねこ
Photo:RocketNews24.

▼ドコモ時代の月々の利用料金

▼LINEモバイル初月の料金明細

▼プランは途中で変更できるようだ