エビの王様・伊勢海老。私(中澤)は恥ずかしながら伊勢海老を食べたことがない。「食べたい」と思ったことすらない。だって、高級食材とは言え、所詮エビじゃん? だが先日、ひょんなことからネットで伊勢海老の画像を見た時、自分の中の概念が音を立てて崩れていくのが分かった。え……伊勢海老ってこんなデカイの!?

まるで『天空の城ラピュタ』でドーラがかじりついてた海老じゃないか。創作だと思ってたら、本当に存在したんだ……! この海老でエビフライを作ったら最強に違いない。というわけで、伊勢海老でエビフライを作ってみることにしたぞ!!

・伊勢海老とザリガニは違う

さっそく、Amazonで1尾1kg超えの超特大伊勢海老(9900円)を注文した私。楽しみすぎる。届くまで待ちきれず、ロケットニュース24の先輩ライター・P.K.サンジュンに伊勢海老トークをしたところ、なぜかザリガニを食べさせられた。シバいたろか。

何十年ぶりのザリガニ釣りが楽しすぎて死にそう。

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・最強の伊勢海老が到着

だが、もはやそんな些細なことはどうでも良い。なぜなら、届いた海老は「ドーラの海老」も真っ青なサイズだったからだ。実物を見るまで信じられなかったが、本当にこんな海老いるんだ。近くで見るとクリーチャー感スゲエ


ひと通り海の神秘に思いを巡らせた後、いよいよ調理することに。エビフライにするには、まず殻を剥く必要がある。が、この殻が蟹くらい硬い。手でちぎってかじりついてたドーラ、パワフルすぎィィィイイイ

私は諦めた。素人には無理。というわけで、編集長のGO羽鳥に手伝ってもらうことにした。GO羽鳥は以前そば屋でバイトしており、延べ1000匹の海老の殻を剥いたという言わば「海老の殻剥きのプロ」である。

中澤featuringキッチン羽鳥

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海老を見るや、捌(さば)きにかかるGO羽鳥。その手際には一切の迷いがない。まずは、頭と胴体の間の薄皮を包丁で切っていく。普通の海老とは全然違うとのことだが、非常に美しく胴と頭を分離することができた。


続いて、腹側の骨組のようになった殻をニッパで裁断。伊勢海老の腹が見えた時、どちらからともなく歓声があがる。もう少し……もう少しだ


背中の殻をニッパで裁断しつつ慎重に剥がしていくと……

全容を現わす圧倒的なボリューム! 硬い殻の中にこんなにぎゅうぎゅうで窮屈じゃないのかな……? そう思ってしまうほどにプリップリだ。


最後に、胴体の腹筋を外していくGO羽鳥。こうしておくと、丸まらず綺麗に揚がるのだという。


そして、ついに下準備が完了! あとは、卵と小麦粉とパン粉をつけて揚げるだけだ。もはや待ちきれずにそわそわし出す我々。「イッちゃっていい?」とGO羽鳥が聞くので私は答えた。「俺を信じろ」と。イッケぇぇぇーーーーーーーーーー!!





こうして、神をも恐れぬ伊勢海老のエビフライが完・成! 無理をとおして道理を蹴っ飛ばす空前絶後・天元突破の正体は次ページで!! 

Report:中澤星児
Photo:Rocketnews24.