数ある牛丼チェーン店の中でも、とにかく欲張りなのが『すき家』だ。メインメニューの牛丼だけでも「チーズ牛丼」「ねぎ玉牛丼」「高菜明太マヨ牛丼」「かつぶしオクラ牛丼」……などなど、様々なバリエーションを常時販売している業界No.1欲張り牛丼チェーン店である。

そんなすき家が、2017年10月18日より「おでん」の販売をスタートするという。牛丼屋で……おでんだと? 確かに寒くなるこれからの時期におでんはピッタリのメニューだが、“牛丼屋でおでん” とはその発想はなかった。うーむ、すき家よ……なんて強欲なんだ!

・ありそうでなかった

牛丼業界において冬の定番メニューといえば、そう「豚汁」だ。これまですき家でも豚汁やしじみ汁を販売してきたが “アツアツ第三の矢” として放たれるのがおでんらしい。

すき家によれば、おでんはカツオと昆布でダシをとった関東風のおでん。具材には、味のしみた大根や柔らかく煮込まれたロールキャベツに加え、ぷりぷりとした歯ごたえを楽しめるこんにゃく、昆布、さつま揚げの5品を使用し税込250円で販売されるという。

おでんネタの2大王者「たまご」が無いのはさておいて、5種類で250円ならなかなか手頃な価格ではなかろうか? おしんこなどのセットはさらにお得な価格になるというから、それなりに需要はありそうだ。

余談だが、おでんはタンパク質が豊富でカロリーも低めなので、ダイエット向きのメニューである。ライスを少なめにした牛丼とおでんを組み合わせれば、高タンパクな食事が摂れるハズだ。

ありそうでなかった、牛丼業界のおでん。すき家のおでんがヒットすれば、今後他の牛丼チェーン店でもおでんが定番になる……のかもしれない。すき家のおでんは10月18日から2018年1月末まで販売予定だ。

参考リンク:すき家
執筆:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.

▼たまごが入ってたら最高だったのになぁ。