世界中で店舗を展開しているファストフードチェーン店といえば、マクドナルドとバーガーキングだ。人気を二分している感があり、ハンバーガー界を代表するライバル企業だと言えるだろう。

そんななか、ロシアのバーガーキングが、米ホラー映画『IT / イット “それ”が見えたら、終わり。』(以下『IT』)の上映中止を主張! なんでも、理由が「マクドナルドの宣伝になるから」らしいが、一体どういうことなのだろうか!?

・『IT』ってどんな映画!?

まずロシアのバーガーキングが、上映中止を主張している映画『IT』について紹介することにしよう。本作は、ホラーの巨匠スティーヴン・キングの小説を映画化した作品で、神出鬼没する恐ろしいピエロの姿をした「IT:それ」を目撃したら、恐怖に取り憑かれてしまう……といったストーリー。

1990年に映画化された作品のリブート版的な存在となり、米エンタメ情報サイト『VARIETY』によると、全米では予告編がネットにアップされると同時に瞬く間に話題に! たった24時間で再生回数が1億9700万回に達し、史上最高記録を樹立したという。

・映画がマクドナルドの宣伝に!?


そして米ニュースサイト『Chicago Tribune』によると、露バーガーキングは『IT』に登場するピエロがマクドナルドのマスコット「ドナルド」を連想させると主張。「マクドナルドにとって大きな宣伝となり、ビジネスに有利に働く。国の連邦競争法に反する」と、上映中止を訴えているそうだ。

確かに『IT』に登場するピエロは、ドナルドと同じ白塗り顔。ただ、笑顔を振りまくドナルドとは明らかに違い、邪悪さがにじみ出ていてフレンドリー感はゼロに近い。

それに加え、2016年は世界中で不気味なピエロのコスプレで人を脅かす悪質ないたずらが多発したため、米マクドナルドはドナルドの出演を控えるなど、対応に追われるハメになった。いかにも恐ろしそうなピエロ “IT” が、「マクドナルドの宣伝になるか!?」と言われたら微妙な感じではある。

・ロシアで『IT』がヒット中!

しかし、2017年9月7日にロシアで公開された本作は、すでに1400万ドル(約15億7400万円)の興行収入を超える大ヒット。そのためか、ロシアのバーガーキングはマクドナルドの宣伝になる……と信じて疑わないようである。

ちなみに、日本での『IT』公開は2017年11月3日から。ピエロがドナルドを連想させて、マクドナルドに足を運びたくなるのだろうか。

参照元:Facebook @Stephen King’s It 2017VARIETYChicago Tribune(英語)
執筆:Nekolas

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