プロのカメラマンは、高級なカメラやライティング機材を使用して、本格的な写真を撮ることが仕事である。しかし、彼らは決して機材に頼っている訳ではなさそうだ。というのも!
プロのカメラマンに「ビッグマックの箱とiPhoneを使って、ハイクオリティな写真を撮って下さいと頼んだらこうなった!」という動画が、なかなかスゴいことになっているのだ。これを見たら、「やっぱりプロは違うな!」と思ってしまうのではないだろうか。
・ビッグマックの箱&iPhoneで撮影に挑んたカメラマン
「ビッグマックの箱と小さな懐中電灯、iPhoneのみを使用して、ポートレートを撮影するように」とのチャレンジを課せられたのは、フランスの著名カメラマンであるフィリップ・エチャローさんだ。ちなみに iPhone で撮影後、「スマホにインストールしたアプリで画像を修正するのはOK」というルールになっている。
・即席の照明器具が出来上がり!
まず、フィリップさんは地元のマクドナルドに足を運び、ビッグマックのセットを購入して完食するところからスタート。次に、空箱の底を少し破いて懐中電灯をはめ込み、切り込みを入れた部分をフタにする。そして懐中電灯に差し込んだストローを入れてつっかえ棒として使い、懐中電灯の電池をつければ、即席の照明器具が出来上がる。
・高級カメラ&機材を使ったかのような仕上がりに!!
この即席照明を人物の顔に前方から当て、iPhoneで撮影すると上手い具合に光が反射。とてもビッグマックの箱を使っているとは思えない絶妙な陰影ができるのだ。
フィリップさんは、撮影した写真を画像編集アプリ「VSCO」と「Photoshop FIX」、「Lightroom Mobile」を使用して加工。その結果、ビッグマックの箱と懐中電灯を使って撮影した画像は、まるで高級カメラや機材を使って撮影したかのような仕上がりになった。
高級機材を使わずとも、身の回りのアイテムでハイクオリティな写真を撮影できてしまうとは、さすがプロ! 芸術家としての本物の才能は、こういうところで発揮されるものなのかもしれない。
参照元:YouTube、Instagram @philippe_echaroux、boredpanda(英語)
執筆:Nekolas
▼プロのカメラマンが「ビッグマックの箱&iPhone」を使って写真を撮ったらこうなった!