7月の中旬から8月の中旬にかけて、全国的に夏祭りが開催されている。実は同じ時期に、自衛隊の駐屯地では施設の一部を開放して納涼祭を開催しているのだ。関東では横浜・小平・十条・大宮などの駐屯地で夏祭りや盆踊り大会を行っている。

埼玉県の陸上自衛隊・朝霞(あさか)駐屯地でも、2017年7月19日に納涼祭が行われた。一般参加が可能なこの催しに、私(佐藤)が訪れたところ、施設内の演習用品店で破格のショルダーバッグを発見! 購入したバッグは再生品とのこと。キレイで作りがしっかりしている。このバッグの値段はいくらだと思う?

・納涼祭

朝霞駐屯地は東武東上線朝霞駅から、徒歩で約20分。今年の納涼祭は当初7月18日に開催予定だったが、その日は豪雨に見舞われたために、翌19日に延期された。

駅前にはあまり駐屯地に向かう人の姿は見られなかったが、入り口まで行ってみると、自転車に乗る学生がわんさかと押し寄せている。地元のお祭りとして親しまれているようだ。

・手荷物検査

入り口では手荷物検査と、金属探知機によるチェックが行われる。まるで空港の保安検査場のようだ。これを通過すると、限られた範囲ではあるが、施設内を自由に歩き回ることができる。

実際に歩き回ってみると……駐屯地内には、飲食施設として「はなの舞」があった。

薬局やスポーツ用品店と並んで、ファミリーマートまであった。

・演習用品のお店

それらと並んで、自衛隊員も多く出入りしていたのが、演習用品を販売している「シナノヤ」である。

ここは隊員が着用するTシャツや靴下。バッグや手袋、ヘルメットインナーから携行工具まで、あらゆる道具類がそろっている。なかでも、興味深かったのは、顔の迷彩を施すカモフラージュドウランや強力な耳栓。ちょっと普段は目にしないような道具が、多数陳列されている。

・作りのしっかりとしたショルダーバッグ

今回出題するショルダーバッグは、入り口付近に置かれていたダンボールに入っていた。再生品なので、ワゴンセールのような扱いを受けていたのだが、モノは悪くないと思う。

バッグの表の “かぶせ” はマジックテープで簡単に開け閉めができる。開けると小物入れがあり、メッシュ構造で中身を判別しやすい。

中面にはジッパーが3つ付いており、それぞれ独立したポケットになっている。

一番大きなポケットには、ノートパソコンが楽々と入るだろう。

側面にもポケットが1つ。小さな折りたたみ傘なら十分に収まる。

裏面はクッションが効いてて、身体への当たりは柔らかい。

・値段はいくら?

さてこのバッグ、値段はいくらでしょうか? カバンの形状を踏まえて、考えて頂きたい。ちなみに表面にはヨゴレやキズは一切ない。さ~あ、いくらでしょうか? わかった人は次のページへGO!!

Report:佐藤英典
Photo:Rocketnews24