マンガもアニメも大ヒットを記録した『鋼の錬金術師(ハガレン)』。本作は、19世紀のヨーロッパをモチーフに、旅する錬金術師兄弟エドとアルの絆を描く壮大なダーク・ファンタジーだ。

2017年7月13日、そんな『ハガレン』の実写映画版のメインキャストが発表されたのだが……発表直後から批判が殺到しているのでお伝えしたい。無理めなところにチャレンジしすぎィィィイイイ!

・ついにキャストが出そろう

すでにエドとアルのビジュアルは発表されていた本作。今回解禁されたのは、その他メインキャスト7人のビジュアルと予告映像第3弾。気になるキャストは以下の通り。

・キャスト

マスタング大佐 → ディーン・フジオカさん
ヒューズ中佐 → 佐藤隆太さん
ホークアイ中尉 → 蓮佛(れんぶつ)美沙子さん

ホムンクルス・ラスト → 松雪泰子さん
ホムンクルス・エンヴィ― → 本郷奏多さん
ホムンクルス・グラトニー → 内山信二さん

ウィンリィ → 本田翼さん

──金髪碧眼のヨーロッパ系美少女ウィンリィが思いっきり日本人だ……。まあ、本田翼さんは何も悪くないんだけど。今回のビジュアル解禁と同時にネットでは以下のような声が多数を占めている。

・ネットの声

「拒絶反応が…」
「これ実写しちゃアカンやつ」
「なんで鋼の錬金術師を実写化しちゃったかな〜〜」
「何回見ても実写化する意味わからんな……」
「まだ声優やアマチュアのコスプレのほうがクオリティ高い」
「爆死の未来しか見えないのですが」
「なかなかのヤバみを感じる」
「本郷奏多の素材をどこまで殺せるか選手権ぶっちぎりの一位だな実写鋼の錬金術師…」
「ホムンクルスやばない 」
「コレジャナイ感…」
「コラかな、と思ってた」
「ハリウッドでリメイクはよ」

──批判殺到。『無限の住人』や『ジョジョの奇妙な冒険』以上に期待の声が見当たらないのは気のせいだろうか。そもそも、ヨーロッパが舞台のファンタジーを実写化する時点でこの結果は目に見えていた気もする。

とは言え、映画の出来次第ではここからのウルトラCもありえないわけではない。映画の公開は2017年12月1日。熱狂的な原作ファンが多い作品だけに、素晴らしい出来になることを祈っている。

参照元:映画『鋼の錬金術師』
執筆:中澤星児
Photo:©2017 荒川弘/SQUARE ENIX ©2017 映画「鋼の錬金術師」製作委員会

▼熱狂的な原作ファンが多いだけに良い作品になることを期待している