2017年7月9日、福岡県宗像市と福津市にまたがる「『神宿る島』宗像・沖ノ島と関連遺産群」が、一括して世界文化遺産に登録されることが決定した。なんとメデタイことか! これで「宗像……しゅうぞう?」と呼び間違えられることも少なくなるだろう。ちなみに正しい読み方は「むなかた」だ。

なぜ記者がこれほどまでに喜んでいるかというと、個人的な理由ではあるが、実は宗像市の出身なのだ。もちろん小学校の遠足は宗像大社だった。世界遺産登録が決まったからとはいえ、宗像がどんな場所かご存じない方が大半だろう。そこで、記者が特別にその魅力を教えちゃうYO! 

・とにかく魚が美味しい

宗像と言えば玄界灘! ソフトバンクホークスの応援歌にも「玄界灘の潮風に~鍛えし翼たくましく~♪」とあるのを、聞いたことがある人もいるだろう。海域の名称なのだが、世界有数の漁場として知られる……らしい。子どもの頃、よく遊んでいたが、そんな有名な海だとは知らなかった。

ただ、とにかく魚が美味しいことは確か。これでもかという程、毎朝大量の魚が採れるのだ。記者も、時々朝市にでかけて魚を買っていたぞ。宗像に来た際には必ず魚を食べてほしい。マジでその美味しさに驚くからっ!! 

・うどんが美味しい

そしてこれは個人的感想だが、宗像はうどんが美味しい気がする。うどんは福岡県全域にわたって美味しいが、宗像のうどんもハズレがない。南郷うどん粉というのが名物なのだとか。

また、なにかと宗像市民はうどんを食べる。もはや市民のソウルフードともいえるだろう。断然、そばよりうどん派が多いに違いない。よく食べられるということはウマいのだ。だまされたと思って、宗像に来たらうどんを食べてみてほしい。ちなみに “英ちゃん” という店のうどんがオススメだぞ。

・海だけでなく山も近い

さて、魚が採れることからもわかるが、宗像は海がとっても奇麗。件の沖ノ島も海に囲まれた場所だ。そして海だけでなく山も近い。最近では「道の駅むなかた」がオープンし、県内外から海の幸・山の幸を求めて買い物客が押し寄せていると聞く。

とにもかくにも最大の魅力は、食の充実と言っても過言ではない。ご飯を食べるためだけでも行ってみる価値が十二分にある。正式に世界遺産登録が完了した後、どのように変わるかは予想できないが、まずは一度足を運んでみてくれよな! 

Report:K.Masami
Photo:Rocketnews24.

▼沖ノ島が浮かぶ海もとってもキレイ

▼早朝の宗像大社

▼食べものが美味しくて、景色もきれい! 一度はおいでよ宗像市~!!