大人気のスマホゲームアプリ『グランドサマナーズ(以下、グラサマ)』が、対戦格闘ゲーム「THE KING OF FIGHTERS ’98(以下、KOF ’98)」とのコラボイベントを実施するらしい。現在、開発の真っ最中だというが、超本格王道RPGの『グラサマ』と格ゲーのコラボってどんなんだ!?

気になったので調べていくうち、ある資料の独自入手に成功。それを見た途端、あまりの情熱と熱意に記者(私)の胸がぶるぶると震えまくったので、ここでご紹介したい。

・「完全再現」できるのか!?

今回の『グラサマ』と「KOF ’98」のコラボは、「完全再現」をテーマにしているそうだ。「KOF ’98」の素晴らしいドット表現や世界観を『グラサマ』内で再現し、格ゲーファンもうなるような熱いバトルを提供するとのこと。

具体的には、「KOF ’98」の人気キャラである草薙京、八神庵、不知火舞が『グラサマ』に降臨。クエストで立ちはだかる3人に、自慢のパーティーで挑むことができるのだ!

・鋭意開発中だけど……?

格闘ゲームのキャラクターが別のゲーム内に登場し、そのままの姿で動き回り攻撃する。普通に考えて開発するのはけっこう難しそうだが、やっぱりけっこう難しいようだ。

開発担当者はまず「KOF ’98」をプレイして、その流れるような動きを確認。膨大なモーションを1フレーム単位でエンジニアが調整して、バトルエフェクトの発生方法やヒットストップなどそれぞれのゲーム内で異なる要素を違和感なく成立させていかなくてはならない……なるほど、難しい以外の何物でもないな、いろんな意味で


・『グラサマ』だからできる!

ちなみに、この「完全再現」ができるのは、『グラサマ』だからこそなのだとか。「KOF ’98」のドットグラフィックは誰もが認める最高クオリティで、一方『グラサマ』はスマホゲーム史上最高クオリティのドットRPG。そのため、1つの画面に収めても上手く調和させることができるらしい。

また、『グラサマ』はもともと、バトルのスピード感や爽快感など格闘ゲームを参考に制作されている部分も多くあり、それもバッチリとコラボがハマる理由のひとつだそうだ。

・プロデューサーが熱すぎる!

ゲーム内のキャラクターの動きをとらえる、そのためには生身の人間の動きが参考になるに違いない。そこで、作られたのが、山岸プロデューサーによる「モーション指示書」である。これが、先に「当編集部が独自入手した」とお伝えした資料である。



八神庵や不知火舞になりきり、自らの体を使って開発担当者に指示を出すというハンパない熱意。山岸プロデューサーの沸かしたての麦茶のように熱い情熱を、ビシバシと感じるぜ!

どれどれ、さぞかし「KOF ’98」の流れるような動きが現実に……なってないだと!? なんだこのぜんぜん人間離れしていない動きは!? そもそもこの指示書は必要だったのか!?

これがモーション指示書だ!



目を閉じて床で安眠しているようにしか見えないポーズである。

いや、たぶん『グラサマ』の開発担当者はこの指示書からキャラクターの重要な動きを読み取ったに違いない。不知火舞が黒い靴下を履いている、なんてサプライズが仕込まれている可能性もなきにしもあらずッ!!!

どんなコラボイベントに仕上がるのか、楽しみっすなぁ~。詳細については続報を待て! なお、開発現場や開発中のバトル画面が『グラサマ』の公式YouTubeチャンネルで公開されているので、そちらもチェックしてみてくれよな!

参考リンク:グランドサマナーズ

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