本日7月10日は「納豆の日」だそうだ。食べ物の中で……いや、地球上に存在するあらゆる物体の中で最も納豆が苦手な私(P.K.サンジュン)にとっては、ハッキリ言ってどうでもいい日である。ただ「そうなんだ」「俺には関係ないけどね」と思うだけだ。だがしかし……。

これまで散々「納豆嫌い」をアピールしているにもかかわらず、周囲の納豆大好きっ子たちは、なんとか私に納豆を食べさせようとして来る……。彼らはとてつもなく性格が悪いのか? それとも単純に馬鹿なのだろうか?

・納豆が苦手というだけで

小さな話で大変恐縮だが、職場において私の納豆嫌いは周知の事実である。これまで「納豆嫌い」に関する記事を何本も執筆してきたし、職場での納豆ハラスメント、通称 “ナトハラ” についても警鐘を鳴らしてきた。

ただ一点、誤解して欲しくないのは、私自身が納豆が苦手だというだけであって、納豆そのものには恨みも無ければ憎しみの感情も無いということ。ただひたすら無関心なだけである。納豆が好きな人は、どうぞ好きなだけ納豆を食べればいいと考えている次第だ。

だがしかし、問題はヤツら──。そんな私に何とか納豆を食べさせようとして来る、鬼畜たちの存在には本当に困っている。

・なぜ食べさせたいのか?

「納豆の日」を翌週に控えたつい先日のことだ。職場で「7月10日は納豆の日らしい」という話題が出たのだが、なぜか「サンジュンにどうやって納豆食べさせるか~?」「ねえねえ、どうしたら食べれる?」などと、何が何でも私と納豆を絡ませようとして来るのである。

先述の通り、私は「納豆は食べられない」と宣言しているし、今後も口にするつもりは毛頭ない。納豆を食べなくても私は十分ハッピーだし、なんなら編集部で一番の健康体だ。それなのに「(美味しいと感じる可能性が)ゼロじゃないでしょ~」などと意味不明なうたい文句で私に納豆を食べさせようとして来るのである。

これがレタスならどうだろう? ここまでしつこく迫ってくるだろうか? 冷静に考えて彼らの納豆への執着は異常……ちょっとサイコパス的な雰囲気すら感じずにはいられない。こんなことだから私としても「納豆好きな人はやましさを感じている説」などを唱えないわけにはいかないのだ。

・放っておいてほしい

全国の納豆好きの諸君、これだけは肝に銘じて欲しい。あなたが納豆好きでも構わない、どうぞ好きなだけ食べてくれ。ただ、納豆が苦手な人に何とか納豆を食べさせようとするのはやめて欲しい。迷惑だし、性格悪いし、大馬鹿だし、何ならサイコパス的で怖いんだよ。お願いだから放っておいてくれ。

執筆:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.

▼お願いだから、放っておいて欲しい。