旅行に行くと、開放的な気分になり、ついつい写真をたくさん撮ってしまうのはよくあること。そして、その写真をFacebookやTwitterなどのSNSに投稿してしまうのも、よくあること。だが、その投稿、もしかしたら他人をイライラさせているかもしれない。
イギリスの保険会社Avivaは、このたび2000人を対象に、休暇に関する調査を行った。その結果、SNSユーザーの73パーセントが、SNS上の他人のバケーション写真を見るとイライラすると回答したのだ。なんとなくは分かってはいたが、嫌がっている人がこんなに多いとは!
・バケーション写真を投稿する理由とは?
この他にも、以下のような調査結果がAvivaから発表されている。
・77パーセントの人が、バケーション中に休暇に関するSNS投稿をしている
・44パーセントの人は、友人や家族に自分の最新情報を知らせるために、バケーション写真を投稿している
・21パーセントの人は、自分がどこにいるかを自慢するために、バケーション写真を投稿している
・10パーセントの人は、家で過ごしている他人を嫉妬させるために、バケーション写真を投稿している
・見ていて最もイライラする写真は、ビーチで撮影された「ホットドッグ脚写真」(ホットドッグか脚か見分けがつきにくい写真)
・旅行写真の投稿にはリスクあり
Avivaは、今回の調査結果と共に、同社でディレクターを務めるアダム・ベケットさんの以下のようなコメントを紹介している。
「SNSにバケーション写真を投稿する一番良いタイミングは、家に帰ってきてからです。バケーション中にどうしても写真を投稿したくなったら、信頼関係のある友人や家族のみが見れる状態で投稿した方がよいでしょう」
またアダムさんは、休暇中に旅行先の写真を投稿することは、自分が自宅にいないことを知らせるようなものであり、空き巣に入られるリスクを上げてしまうと警告を発している。
いろいろと考えさせられる今回の調査結果。はたして、みなさんはバケーション写真について、どうお思いだろうか? そんな写真を見るとイライラする? それとも、自分もそこにいるような気持ちになって、ウキウキする?
参照元:Instagram @hotdogsorlegs_、Aviva(英語)
執筆:田代大一朗
Photo:Rocketnews24.