すっかり春めいたと思ったら、ここのところ夏の陽気が続いている。梅雨を前にすでに猛暑日を記録しているところもあるようだ。熱中症には気を付けたいところなのだが、気温に過敏に反応するのはいかがなものだろうか?
この前まで「寒い寒い」と言っていたのに、ちょっと暑くなっただけで、エアコンの温度をめちゃめちゃ下げる人がいる。ちょっと待て! 夏の暑さにもエアコンの寒さにも身体が慣れていないのに、「自分だけが暑い」気になって、周りを気にせずにエアコンの温度を24度に設定するヤツは何なのか?
・次第に慣れさせないと……
そもそも夏は暑いものだし、冬は寒いものだ。それが自然の摂理。だからといって、暑さにも寒さにも耐えろとは言わないけど、次第に身体を慣れさせていかないと、エアコン依存で体調がおかしくなるに決まっている。
それなのに、出社するなり「アチ~!」とかいって、すぐさまエアコンのリモコンを取り、『温度を下げる』ボタンを連打して、自分に都合のいい温度に設定してしまう。せめて周りに一言、「ちょっと温度下げてもいい?」と聞いて欲しい。
・これが原因で、モメ事もある
特に男性は暑がりで、「温度を下げるボタン連打」をする傾向にある。冷え性の女性には、夏のエアコン地獄が耐えられないだろう。このことで社内の人間関係が気まずくなるケースも少なくないはず。
28度に設定しろとは言わないけど、適度に譲り合って、ほどほどの温度設定を心掛けたいものだ。まだまだ夏が始まる前。いまからエアコンに依存していると、夏を迎えた時に本当に体調を崩してしまうので、徐々に気温にもエアコンにも身体を慣れさせていこう。
執筆:佐藤英典
Photo:Rocketnews24