誰でも子供の頃に「将来の夢は!?」と聞かれて、‟宇宙飛行士” や ‟ロックスター” などと、思い思いの職業を口にしたことがあるのではないだろうか。
それが現実的に可能であるかどうかは別にして、夢は夢である。だが、「子供の頃に抱いていた将来の夢」と「現在の職業」を比較すると、妙に切ない思いになってしまうものだ。そんなInstagram アカウントがネットで話題となっているので、紹介することにしたい。きっとこれを見たら、夢と現実のギャップを痛烈に感じてしまうのではないだろうか。
・‟将来の夢” と ‟現在の職業” を比較したInstagram アカウント
「子供の頃に抱いていた将来の夢」と「現在の職業」を比較する画像をInstagramで投稿しているのは、インドのムンバイに住む女子大生ディークシャ・ラソレさんだ。
彼女は、「Dreamcatcher:夢を掴む人」と題した一連の写真をアップしているのだが、1枚の画像を2分割する形で、人々の ‟現在の職業” と ‟子供の頃に抱いていた将来の夢” が構成されている。
・夢と現実のギャップの差が切ない……
例えば、子供の頃の夢がDJだったという旅客機の客室乗務員をしている女性の画像には、空港でキャリーバッグを引いている姿と、シンセサイザーが入ったバッグを手にしている姿が写っている。
他にも、会社勤めを夢見ていたバーテンダーの男性は酒のボトルが入ったバッグを握り、ダンサーを夢見ていた家政婦の女性は、雑巾を手にしてダンスのポーズをキメている。
こうやって、‟将来の夢” と ‟現在の職業” をビジュアル的に比較すると、夢と現実のギャップの差を痛烈に感じて切ない気持ちになってしまう……。
・現実を受け止めて新たな夢を抱くことが大切なのかも
夢を叶えようにも経済的な理由で学校に進学出来なかったり、才能や能力が足りずに夢を実現出来ない場合だってあるだろう。
‟子供の頃の将来の夢” を叶えて、現在の仕事に100パーセント満足している人は、世界中で一体どれぐらいいるだろうか。おそらく多くはないと思うが、それでも現在の職にやりがいを見い出して目標を掲げていくことで、新たな夢を抱けるようになるのかもしれない。ディークシャさんが撮影した画像を見て、そんな思いに駆られてしまった。
かくいう筆者の子供の頃の夢は、洋楽か洋画雑誌の編集者だった。その夢は叶えることは出来なかったが、今は海外エンタメライター&翻訳ライターの仕事が楽しくて仕方がなくてやりがいも感じているので、夢とは状況に応じて変化していくものなのかもしれない。
参照元:Instagram @deeksharathore_
執筆:Nekolas
▼ダンサーを夢見ていた家政婦の女性