怒りが頂点に達した時に、甘いモノが欲しくなったりしないだろうか? 怒りを鎮めるために、甘いモノを食する。すると、腹立たしさが和らぎ、幸せな心持ちがする。そう、ストレス解消にスイーツはもってこいなのである。

私(佐藤)は最近、思わぬ事態に遭遇し、やり場のない怒りを抱えてしまった。そこで、喫茶店に入ってプリンを注文したところ、想像を絶する代物と対峙することになったのである。何だコレ! 小林幸子の紅白衣装かよッ!?

・古き良き喫茶店

私が足を運んだのは、JR新宿駅東南口から徒歩約5分のところにある、「珈琲西武」という喫茶店である。待ち合わせや打ち合わせに使える、古き良き喫茶店だ。

怒りを鎮めるために、何気なくプリン・ア・ラ・モード(税込み1100円)を注文したところ、「少々お時間を頂きます」と店員に言われ、出てくるのを待っていたら、スゴイのが運ばれてきた!

・ラスボスかよ!?

ちょっと待て! 私はてっきり、ガラス製の器にちょこんと乗ったプリンを想像していたんだが、これじゃあ紅白衣装に身を包んだ小林幸子のようじゃないか。雰囲気はまさにラスボス!

プリン本体を囲むように、いろんなものが飛び出しているぞ。アイスはコーン付きで2つも突き刺さっているし、ポッキーは3本も飛び出している。見ようによっては、強度に武装したガンダムに見えなくもない。では、コックピットに当たるプリンはどこにあるのかというと……。

・プリンがオマケ扱い……

これじゃあ、メインのプリンがオマケみたいに見えるじゃないか。フルーツやクリーム盛り過ぎだろ!

手前側のクリームとフルーツの壁を崩すと、ようやくプリンの輪郭が見えてきた。

外側を攻略して、やっとプリン本体の全貌が明らかに! 何だか、マジでRPGのラスボスの弱点を見つけ出した気分だよ、こりゃ。

・プリンだけでも注文したい

ここまでで結構お腹が満たされてしまってるんだけど、プリンの感想をお伝えすると、昭和を感じさせる固めの食感。

タマゴの風味が豊かで、これだけでも十分に満足できる美味しさだ。フルーツやクリームで食欲が満たされた後に、これを食べるのはちょっと惜しい。これだけでも提供してもらえると、スゴく有難い。

という訳で、珈琲西武では軽い気持ちでプリンを注文してはいけない。特に食後のデザートで注文すると、食い切れないかもしれないぞ!

・今回訪問した店舗の情報

店名 珈琲西武
住所 東京都新宿区新宿3-34-9 メトロ会館2F
営業時間 7:30~23:30
定休日 無休

Report:佐藤英典
Photo:Rocketnews24

▼入り口のショーケースに、デザートメニューのディスプレイがあった

日本, 東京都新宿区新宿3丁目349 メトロ会館1F