アイドルアニメの隆盛、地下アイドルの勃興……世はアイドル戦国時代だ。そんなアイドルたちをウォッチする者なら、1度は憧れるだろう職業がある。そう、プロデューサーだ

アイドルたちが成長していく姿をすぐ近くで見守り、肌で感じることができるプロデューサー・is・至高! マジでプロデューサーになりてェェェエエエ!! というわけで、自分で作った曲をアイドルに歌ってもらってみた! これぞ、リアルアイドルマスターや!!!

・ガチの地下アイドルが来てくれた

ただ私(中澤)がプロデューサー気分を味わいたいというだけの企画に協力してくれたのは、アイドルユニット『There There Theres(通称・ゼアゼア)』。2017年2月18日に行われた東京・赤坂BLITZでのお披露目ワンマンライブも大成功を収めた新進気鋭の5人組アイドルである。なんでも聞いてみるもんだなあ。

・ブッチさんも来た

本日は、一条さえきさんが体調不良でお休みとのことだが、代わりに iPhone 行列でお馴染みビッグウェーブさんの愛称で親しまれるブッチさんが参戦! ブッチさんは『There There Theres』の MC をやっており、前身ユニット『BELLRING少女ハート』の頃から関係が深いから来てくれたようだ。

その心意気は嬉しいのだが、私は女の子たちと密室でキャッキャうふふレコーディングがしたい。最近練習しているという弾けないアコースティックギターまで持ってきて超歌う気満々なとこ悪いけど……カレー奢ってあげるから帰ってくんない

・とにかくスタート

しかし、どうやらカレーを食べ終わってもブッチさんは帰ってくれないみたいなので、このまま進めることにした。エンジニアを担当するのは、プロミュージシャンにしてプロエンジニアでもあるロケットニュース24の記者、人呼んで “プロフェッサー” K.ナガハシである。

そして歌ってもらうのは、私が作詞作曲した『RocketMan』フルバージョンだ。それではリアルアイドルマスターを始めようじゃないか。

・クラスではゆるいあの娘が実はアイドル

まず、1人目はカイくん。1997年2月5日生まれのO型である。事務所でみんなでいる時は、ぼやーっとゆるい空気を出していて人懐っこい印象を受けたカイくんだったが、レコーディングに入ると真剣そのもの。

真剣にメロディーと向き合い、一生懸命歌うカイくん。惜しい! あとちょっとだ! あとちょっとだぞ!! ゴールはもう目の前だぞカイくん!! 気づけば私は心の中で叫んでいた。そして、カイくんがゴールした時、私も自分のことのように嬉しかった。カイくんはそう思わせてくれる何かを持っていたのである。

・乙女なあの娘は本物のアイドルだった

2人目にチャレンジしたのが有坂玲菜くん。1997年2月25日生まれのO型だ。ふわふわファンシーでぬいぐるみとかディズニーランドが好きそうな玲菜くんは、実はしっかりした芯がある女の子。その雰囲気に全てを許したくなってしまう。

しかも、声がイメージにピッタリなぱやんぱやんアイドルボイス。ヘッドフォンで聞いていると、お花畑に立っているような気分になる。その声はガチなのか計算なのかどっちなんだ玲菜くーーーーーーん!? だがしかし、それはいつだって僕たちを惑わす女の子の禁断の秘密! 知りたいけど知りたくない!! そんな「気になる女の子」が玲菜くんだッ!!!!

・粛々とK.ナガハシ

私がアホになっている間も、真剣に音程やリズムなどに耳を傾けるK.ナガハシ。音源のクオリティーの向上に余念はない。なんて言うか……ごめん

・クラスで目立たないあの娘がアイドルだったなんて

そして、レコーディングは3人目の平澤芽衣くんへ。1998年5月1日生まれのB型で、その不思議ちゃん的ロリキャラが小倉優子ラインな芽衣くん。おそるおそる入ってきたが、部屋に横たわる巨大なクマのぬいぐるみ・アンジェリカを見て緊張も解けた様子。

「うーん……難しい」と歌には自信がなさそうな芽衣くんだったがリズムは抜群。音符にバチバチ入るだけではなく、グルーブしてる歌に目が覚めるようだった。だが、芽衣くんいわく「友達の中では普通」とのこと。友達もみんなプロデュースさせてつかーさいッ!!

・クールなあの娘もアイドルにはマジ

4人目に登場したのが、緒倉かりんくん。2001年3月12日生まれのB型と最年少だが、その落ち着きには大物の風格が漂う。「ふんふん」という感じで静かに説明を聞く姿に、理解しているのか不安になりながらも歌を録音してみたところ、ガンガン1発で欲しいラインを決めてくるかりんくん。

クールなその眼差しは一体何を見据えているのKA! とりあえず、私ではないことはわかった。だが、オジサン知ってるよ。かりんくんがいつも夜遅くまで練習する頑張り屋さんだってことを!!

・選ばれし普通の娘たち

そんな個性豊かな4人。録音した声を合わせて聞いてみると、ちゃんと互いに足りない部分を補い合っている。「アイドルって良く出来てるなー」と思うと同時に、このメンバーが選ばれている理由もなんとなく分かった。最後はブッチさんにラップを入れてもらい、ロケットニュース24らしいワチャワチャした感じの音源が完成。

・感動した

以上、私が楽しいだけのリアルアイドルマスター企画だった。自分の曲をアイドルが歌うって本当に良いものですね。なお、この音源はロケットニュース24の「テーマ曲CD化クラウドファンディング」の特典CDとして、完成次第送らせていただくのでプランをご購入いただいた方は今しばらくお待ちを。

また、リリースに向けても動いていくので、もし「ロケットニュース24のCDを出してもいいよ!」というレコード会社があったらこちらの問い合わせフォームからご連絡ください。

参照リンク:There There Theres
執筆:中澤星児
Photo:Rocketnews24.
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