ASIMOやATLASなどの登場で「2足歩行ロボット」の実用化も現実味を帯びてきた。そんな中、米国のロボット開発企業から新たな2足歩行ロボットが発表されたという。
しかもそのロボット、高性能な上に見た目のインパクトが抜群だというではないか……動画「Cassie – Next Generation Robot」で実際に歩く姿を見ることが出来るぞ。
・ロボットの名前は「CASSIE(キャシー)」
これまで様々な2足歩行ロボットが開発されてきたが、米国のロボット開発企業「Agility Robotics社」が開発した『CASSIE』はちょっと個性的だ。どの点が個性的なのかを動画で見てみると……な、なにィィィイイイーーー!?
上半身が無いではないか! このロボット、ダチョウをはじめとする動物の筋肉や骨格をモデルとしており、スプリングなどを採用することでコンパクト化を実現したという。
その他、動画では同ロボットが芝生の上をスムーズに歩いたり、蹴られても倒れずにバランスを取る様子を見ることができるぞ。なお、将来的には倒れた時に起き上がれるよう腕も追加する予定とのことだ。
危険な場所での調査や物の搬送を想定して作られたというこのCASSIE。メーカーは販売価格を10万ドル(約1130万円)以下にしたいという。この価格が高いのか安いのかはよくわからないが、今後、災害現場などで活躍する日も近いかもしれない。
参照元:YouTube、Agility Robotics
執筆:K.ナガハシ
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