一度でいいから見てみたい。それは「女房がへそくり隠すとこ」でもいいが、どうせ一度きりの人生だ。ぜひとも拝みたいのが「オーロラ」である。極地地方で見られる発光現象は、神秘的で思わず息を飲むほどの美しさで知られている。
だが、時間とお金に余裕がないと行けないのも事実。結局は見ないままで我慢している人も多いだろうが、今は便利な時代になったもので、現地に行かずともインターネットで鮮明な映像が確認できるようになった。ということで、動画「The Northern Lights From My Window Seat at 35,000ft」をご覧いただくとしよう。
・はるか上空で撮影できたオーロラ
美しいオーロラの映像を公開しているのは、写真家のアリ・ニーレンバーグさんという女性。2016年の暮れにアイスランドを訪れたところ、偶然というか奇跡的に高度3万5000フィート(約10キロ)を飛ぶ飛行機から撮影できたそうだ。
その様子を眺めてみると、徐々に暗闇の中から光が姿を見せ、そして……ア、ア、ア……アンビリーバボー! 太陽からの贈り物はずっと見ていても飽きないくらい美しく、幻想的すぎて大事なもの(ハート)を盗まれてしまいそうになる。本当に同じ地球上の映像なのだろうか。
・ニコンのカメラで撮影
今の寒い時期、ぜひご覧いただきたい一本だが、余談をひとつ。彼女が使用したカメラは、なんと日本の「ニコン」(D810)だという。息を飲むような美麗映像に日本の技術が加わっていると思うと、嬉しくなってしまうではないか。なお、彼女がインスタで公開している写真も美しいものばかり。そちらも合わせて必見だ!
参照元:YouTube / Jukin Media、Instagram @art_only
執筆:原田たかし