
ゲームから派生した映画として「バイオハザード」は、これまで史上最高レベルの成功を収めていると言ってもいいだろう。なにせ1作目の公開は2002年、つまり14年前のことである。そして2016年12月23日……つまり今日! シリーズ6作目にして最終作となる『バイオハザード:ザ・ファイナル』が公開された。
主人公のアリスを演じるミラ・ジョヴォヴィッチはもちろん、今作ではモデルのローラが出演することでも話題になっている『バイオハザード:ザ・ファイナル』。今回は映画公開を記念してポール・W・S・アンダーソン監督にロングインタビューを敢行したのでご覧いただきたい。
・ポール・W・S・アンダーソンとは?
まずは、ポール・W・S・アンダーソン監督についてざっと説明しよう。1995年公開の映画「モータル・コンバット」でその名を知られるようになった同監督。バイオハザードシリーズ全作品で監督を務めており、他には代表作として「エイリアン vs プレデター」などがある。
実はバイオハザード主演のミラ・ジョヴォヴィッチの旦那さんであり、大の日本好きとしても有名だ。果たしてポール・W・S・アンダーソン監督は何を語ってくれるのだろうか? 以下がインタビュー内容となっているぞ。
──監督、今日はどうぞよろしくお願いいたします。さっそくですが、バイオハザードは超ロングヒット作品ですね。こんなに長く続くと思っていましたか?
「続いたらいいな、とは思っていたよ(笑)。映画監督は “2作目、3作目も撮れるといいな” と思うものだけど、まさかこんなに続くとはね。興行収入10億ドルを達成し、ミラと結婚し、可愛い子供にも恵まれることは当初は想像もできなかったよ(笑)」
──監督はそもそもバイオハザード……さらに言うとゲームそのものはお好きだったんですか?
「ゲームは大好きさ! 僕らの世代はゲームで育った初めての世代なんだ。幼い頃にゲームセンターに行ったことを良く覚えていて、スペースインベーダーは特に強烈に印象に残っているよ。“まるで2001年宇宙の旅みたいだ”って衝撃を受けたものさ。
それ以来、ゲームは大好きで、モータル・コンバットもそうだし、バイオハザードだってそう。バイオハザードは、1と2を何週間も部屋に閉じこもって電話にも出ないでプレイしていたから、友人たちは “ポールは死んだんじゃないか?”って心配してたみたいだね(笑)
そしてゲームをやり終えたとき、真っ赤な目でみんなに言ったんだ。“これを映画にしよう”ってね」
──そんな経緯があったんですね。なるほど。話は変わりますが、先日試写会で『バイオハザード:ザ・ファイナル』を拝見しました。あなたはとても人を驚かせるのが上手ですね。やはりゾンビ映画ということもあり、その辺りは意識しているのですか?
「イエス。今回の作品は、いわば原点回帰なんだ。1作目もそうだけど、元々のバイオハザードはサバイバルホラーものだよね。やがてどんどんアクションの要素が強くなっていったけど、今作はアクションも残しつつみんなを驚かせるような仕掛けをたくさん入れたんだ。緊張感ある仕上がりで、全作の中でベストの仕上がりになっていると思うよ」
──ふむふむ。では、今作で初登場したローラさんの印象はいかがですか?
「素晴らしかったよ。彼女はオーディションを受けてくれたんだ。でも彼女はビックリしただろうね。撮影は南アフリカだったんだけど、過酷なロケだったからさ。日本人だとかつて中島美嘉さんが出てくれたけど、彼女はシリーズでも有数の美しいゾンビだったんだ。
それとは違い、今回ローラには泥まみれになってもらった。アクションもゾンビとの戦いも全身全霊やってくれたよ。アクション女優としての未来も明るいんじゃないかな? 今回、日本に来て彼女の看板を至るところで見たけど、やはり美しいね」
──ローラさんのアクションシーンは、日本人にも新鮮だと思います
「今回はリアルにこだわったんだ。5はセット撮影がメインだったんだけど、今回は最高の作品を作りたかったから徹底的にリアルを追求した。南アフリカを選んだ理由もまさにそれで、泥臭さが上手く撮れたよ。
ローラが出演するシーンのロケはヨハネスブルグという、あんまり治安のいい場所じゃないんだけど、その雰囲気も彼女にマッチしてたんじゃないかな」
──なるほどですね。今回でファイナルということですが、いよいよ謎が解けましたね。ファンにはシリーズ6作を通してどう楽しんで欲しいですか?
「6作目に関していうと、ベストなものが出来たよ。アクションもスケール感も緊張感も、全てにおいてベストだと思う。そして最後にはシリーズ全体を通した謎が解ける。きっと今作を見たら、1作目から違う視点で見直したくなるんじゃないかな?」
──そうだと思います。では今作は日本で先行上映ということですが、日本のファンに向けてメッセージをお願いできますか
「今回、日本で先行上映出来て本当に光栄だよ。なにせバイオハザードは日本で生まれたゲームなんだからね。シリーズ最終作をこの東京で終えることが出来て、こんなにハッピーなことはないさ。
僕は日本が大好きで、例えば建築家の安藤忠雄さんの作品なんかにはかなり刺激を受けているよ。その他、アニメや怪獣なんかも大好きだから、この作品を携えて日本に来られたことは……そうだな、僕にとってはピッタリなのさ。ぜひ作品を観てもらいたいな」
終始ニコやかに、時にはジョークを交えながらインタビューに応じてくれた、ポール・W・S・アンダーソン監督。大人気シリーズの最終章とあり、日本はもとより世界中での大ヒットは間違いないだろう。映画『バイオハザード:ザ・ファイナル』は絶賛公開中だ!
参考リンク:バイオハザード:ザ・ファイナル
Report:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.
▼予告編はこちら。
▼ローラさんのインスタにはロケの様子も投稿されているぞ。
▼ちなみに監督は「進撃の巨人はアニメでシーズン1まで見たよ! 続きを見たいね!!」と語っていた。
P.K.サンジュン






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