愛媛県には、猫が100匹以上暮らすニャンコ天国、青島という島が存在している。ニャンコ好きが訪れ、観光地としても人気を集めているが、そんな青島を上回る島……ではなく、‟家” が存在するというのだ!
なんでも、ある男性が猫の楽園を作り上げるために家を大改造して、300匹ものニャンコが暮らしているというから驚きである。
・猫が300匹も暮らす楽園がニューヨークに!
家を大改造して、ニャンコが300匹も暮らすシェルター「Happy Cat Sanctuary:ハッピー・キャット・サンクチュアリー」を作り上げたのは、米ニューヨーク州ロングアイランドに住むクリス・アーセナウルトさん48歳だ。
列車の車掌をしていた彼は、2006年にバイク事故でなくなった息子エリックさんをしのび、仕事を引退後に、猫が ‟楽園” と呼びたくなるような施設をオープンしたのである。
・近所からの苦情はゼロ!
猫は家の中だけでなく、外には暖房が効いたテントが設置され、冬の寒さが厳しいロングアイランドでも、ニャンコが快適に過ごせるよう考えられている。
家の壁には猫が座ったり、寝そべることができるキャットウォークが所狭しと取り付けられ、クリスさんの自宅は、人間ではなく猫が主役だと言えそうだ。
これだけの数の猫がいたら、糞尿の処理などが大変そうだし、臭いの苦情があってもおかしくないだろう。しかし、ハッピー・キャット・サンクチュアリーは米動物虐待防止協会の審査に2度もパスし、近所からクレームなども受けていないという。このことから、猫が300匹いても、しっかり管理されていることがうかがえる。
・ボランティアと寄付で運営されているシェルター
クリスさんは、猫の世話をボランティアに頼っており、週1000ドル(約11万5000円)かかるエサ代は、寄付でまかなっているとのこと。シェルターには、虐待された猫や捨て猫だけでなく、仲間を求めてやって来た近所の飼い猫も交じっているそうだ。
飼い主に虐待されたり、路上で飢えていた猫ちゃんにしてみたら、まさにパラダイスのような場所である。そして、ニャンコ好きにとっても、楽園のような場所だと言えるのではないだろうか。
参照元:YouTube、Inside Edition(英語)
執筆:Nekolas
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