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「風呂場で髪を洗っていると、後ろに気配がする」。皆さんにも、そんな経験があるのではなかろうか？　振り向いても、当然そこには誰もいない。気のせいなのかもしれないが、そういった経験をしたのは1度や2度ではないはずだ。

人間には危険を察知したり、幽霊を見たりする「第六感」があると言われているが、はたして風呂場での “あの感覚” は……。気になったので、プロの心理カウンセラーに聞いてみたところ、衝撃の事実が判明したのでお伝えしよう。

・幽霊は信じない

何かの気配がする……それは風呂場に限ったことではない。1人でテレビを見ている時や夜道を歩いている時など、時間や場所もさまざまだ。私（りょう）は幽霊などの超常現象を全く信じていないのだが、どうも何かを感じとることが多く、かなりの頻度で背後を確かめる。

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風呂場の場合、音が反響して聞こえるため思い込みの可能性は十分にある。しかし、洗髪中は何かを感じてもすぐ確認ができないので、なおさら不安が募る。一体あの感覚は何なのだろうか……その謎を解き明かすべく心理カウンセラーに電話してみたというわけだ。

・「後ろに気配がする」のはなんで？

謎に答えてくれたのは、日本カウンセラー協会認定の心理カウンセラー。とても優しい口調で、丁寧に返答してくれた。

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──風呂場で髪を洗っていると、後ろに気配がするのはなぜですか？

「あぁ、たまにありますよね。怖いテレビを見たわけでもないのに、何かを感じるというか。人間は視界をさえぎられると耳などが敏感になるので、きっと気のせいだと思いますよ」

──でも、こういう経験は1度や2度ではないんですが……。心理的な問題ではないということですね？

「その頻度にもよりますが、もし気配を感じることが多いようでしたら “心理的圧迫” を受けている可能性があります。仕事のONとOFFは、きちんとできていますか？　もしかすると強烈なストレスを抱えているのかもしれません。よく眠るようにしてください。

また、失礼ですけど……お客さまに霊感はないですよね？　こういう相談を受けることは多いのですが、幽霊の話になると専門外なので的確にアドバイスできません。とにかく、気にしすぎはよくないですよ」

──平たく言うと、髪を洗っていて気配がするのは「気のせい」だが、頻度が多いと「ストレスが溜まっている可能性がある」とのことだった。長年、謎だった “あの感覚” は、もしかすると心労がたたって体調を崩す前のサインなのかもしれない……。

Report：りょう
Photo：RocketNews24.