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今から2年前の12月のことだ。私（佐藤）は郷里の島根県に帰り、全国的に知られる出雲大社に参拝した時、ものすごいモノに出会ってしまった。それは、カプセル自販機「ひどいおみくじ」である。その時、試しに200円を払って1回試してみたところ、「第7番　永吉　運勢 YAZAWA」という、人を小バカにしたような内容のおみくじが出てきた。

それ以来、この自販機を見かけても二度と利用しないと思っていたのだが、最近帰省した時に、またやってしまった……。今度は「永吉」をはるかに超えるひどいおみくじが出てきてしまった。これ考えたヤツ、マジで出て来いよ！　200円返せッ!!　しゃれになってねえぞッ！

・今回の結果はマジでやばい

やめておけばいいのに、なぜまたひどい目に遭うとわかって、200円を投入してしまったのか……。何かよくわけのわからない期待感にあと押しされて、私はまたガチャのハンドルを回してしまったのだ。その結果……。

「第16番　マジ吉」

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おいおい、やべえだろ。そんなことをお告げのように記していいのか？　「運勢」のところには「常軌を逸した人物」とある。そのままのことを言ってるのか？　と思ったら……。

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「マジで吉」って書いてある。本当か？　常軌を逸した人物にマジで吉って伝えてるだけなのか？　違うだろ、コレ。書いてある内容は結構ヤバい感じだったのだが、おみくじの最後にあるアドバイスはもっとヤバかった。

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「困った隣人に対して、『マジ吉』と言ってみよう！」と書いてある。

言えるかよ！　ケンカになるだろうが、それも血を見るレベルのケンカになってしまうだろ。適当なことを軽々しく言うな！　全然アドバイスになってねえじゃねえか!!　200円払った人を危険に陥れようとしてどうすんだよ。さらにおみくじの裏面を見てみると……。

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「あなたにひどい事がありませんように」

200円返せよ、マジで……。

Report：佐藤英典
Photo：Rocketnews24