11月は1年の中でも記念日が多いらしい。なぜなら「11」を「イイ」と読むことでいろいろと繋げられるから。調べ始めたらキリがなさそうだが、本日11月11日といえば……『ポッキーの日』であり『サッカーの日』でもあるのだ。
由来は11人制の競技であることらしいが、せっかくの記念日なのでサッカーを盛り上げたい! ということで、サッカー日本代表の歴代ベストイレブンを選出してみた。ちなみにフォーメーションは「4−4−2」だ。
【サッカー日本代表の歴代ベストイレブン】
GK:川口能活
まず守護神に選んだのは、W杯の代表に4回選出された川口能活だ。ライバルと言われ続けてきた楢崎正剛と迷ったが、個人的には闘志を前面に押し出すプレースタイルが好きなこと。そしてPK戦に強いところを考えて選出した。
DF:中澤佑二
次に選んだのはチームの軸となるセンターバックだが、なんと言っても「ボンバー」こと中澤佑二は外せないだろう。世界相手でも競り負けない高さ、安定したパフォーマンスはチームに不可欠。また、コーナーキックで相手の脅威となれるところもいい。
DF:田中マルクス闘莉王
そして中澤佑二とセンターバックでコンビを組むのは、2010年の南アフリカW杯の相棒である田中マルクス闘莉王。ベスト16まで進んだコンビは、空中戦では絶対に負けないという意思表示。積極的な攻撃参加も魅力で迷わず選出した。
DF:内田篤人
右サイドバックには、ドイツの名門・シャルケで活躍する内田篤人。的確な攻撃参加はもちろん、ネイマールやリベリーといった世界トップレベルのサイドアタッカーを封じた守備力も頼もしい存在だ。
DF:長友佑都
左サイドバックにアモーレオファーを出したのは、イタリアのインテルに所属する長友佑都だ。90分を走り続ける無尽蔵のスタミナ、そして「1 vs 1」の局面で負けない守備力は世界レベル。もはや選ばない理由が見当たらない。
MF:長谷部誠
肝心の中盤には、攻撃的MFから守備的なポジションまでこなす現日本代表のキャプテンも外せないだろう。チームを束ねるキャプテンシーに加え、闘莉王が駆け上がった時にキッチリと守備をしてくれそうなところも二重丸。キャプテンマークもつけて欲しい。
MF:稲本潤一
世界と戦うために必要な要素のひとつにフィジカルの強さがある。それを中盤で任せることができるのは、屈強な外国人選手にもあたり負けしない稲本潤一。ここぞというところで攻め上がる攻撃センスも彼を選んだ理由のひとつ。
MF:中田英寿
日本歴代選手の中でも屈指の司令塔。それがヒデこと中田英寿。日本人離れしたボディバランスからボールキープ、誰も予想していないところに出るキラーパスは相手を苦しめること間違いなし。もし自分が監督なら、ゲームメイクもすべて任せる。
MF:中村俊輔
日本代表の「10番」といえば「シュンスケ」という人も多いことだろう。相手ゴールに近い位置でセットプレーを得た時の期待感は、他のどの選手よりも大きい。そして中田英寿とのダブル司令塔……ときたら夢が膨らむばかりである。もち10番。
FW:岡崎慎司
個性的な選手も多いFWは迷いに迷ったが、献身的な守備でイングランドのプレミアリーグ制覇に貢献した岡崎慎司は外せない。ゴールへの意識も高く、泥臭い形であっても得点してくれるのは頼りになる。あとムードメーカーとしても期待。
FW:三浦知良(キングカズ)
そして最後に選んだのは、生ける伝説とも言えるキングカズこと三浦知良だ。Jリーグ発足以降、キング抜きでは日本サッカーを語ることはできず、当然の選出。必ず期待に応えてくれる男、それがカズ、三浦カズである。
……以上が「サッカー日本代表の歴代ベストイレブン」だ。個人で選出する選手は違うだろうが、楽しんでいただけたら幸いである。話を戻すが、今日はサッカーの日。皆さんもサッカーでおもしろいことをやってみてはいかがだろう。
執筆:原田たかし
Photo:RocketNews24.