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歩きスマホ。文字通り、歩きながらスマホを操作する行為のことである。スマホユーザーの増加に伴い社会問題化しているテーマだから、もちろんみなさんご存じのことだろう。

今回のコラムは歩きスマホの是非はいったん置いておいて、私(P.K.サンジュン)が、どうしても許せないスマホ歩きのシチュエーションについて語りたい。個人的に「歩きスマホしながらエレベーターの最後に乗ってくるヤツ」がマジで許せないのだ。

・なぜ「歩きスマホ」が起きるのか?

主題とは逸れてしまうが、歩きスマホについて個人的な意見を記述しておこう。スマホ歩きが危険な行為で、時に大事故につながる可能性が高いことは承知している。だが一方で「仕方ないよね」と考えていることも事実だ。

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スマホ歩きの原因を私なりに分析すると、簡単に言えば「人類がスマホの成長力に付いて行っていない」のだ。スマホはマジで便利だ、超便利。ぶっちゃけスマホが無くなったら挙動不審になるし、心細さは想像を絶する。歩きスマホが悪いと頭では分かっていても、圧倒的な便利さに負けてしまっているのだろう。スマホに支配されていると言ってもいい。

・許せないシチュエーション

そんな記者だから、歩きスマホをしている人を見ても特に「あのヤロー!」と腹が立たない。シンプルに「歩きスマホしてるな」と思うだけである。ただ冒頭でもお伝えした通り、歩きスマホでエレベーターの最後に乗ってくるヤツだけはマジで許せない。果たして、彼ら彼女らは何様のつもりなのだろうか?

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まずはパターンAから説明したい。エレベーターの到着を仮に5人で待っているとしよう。「エレベーターが来ました → 全員一斉に乗り込みました」この場合は最後の1人が歩きスマホをしていても特に腹が立たない。なぜならその人も同じ待機時間だったからだ

問題なのはパターンBである。「エレベーターの到着を5人で待っていました → エレベーターが来ました → 全員一斉に乗り込みました → コツコツと足音がしたので待ってました」はい、ココ! この待っててあげた最後の一人が歩きスマホだった場合、怒りのボルテージは一瞬でMAXまでブチ上がる……。

え、王様? え、貴族? 待ってる僕らは庶民ですかー!? いや俺は庶民だけど! あなたが1ターン分を逃したらちょっぴりイヤだろうだなー、と思ってこっちは待ってるんですけど!! 開けるボタン押しっぱなしにしてるんですけど! 「歩きスマホでも余裕で乗れた」みたいな顔すんなゴルァァァァアアアア!!

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そういう時は、思ってなくても少しだけ申し訳なさそうな表情で会釈しながら乗る! それが日本人の慎ましさでしょーよ!! 待ったのはたったの10秒かもしれない、いやもっと短いかもしれない。それでもお前に10秒割かれたと思うと、マジでスマホの画面バリバリに割れてしまえェェェエエエエ!

──書いていて「我ながら小さいことでキレてるなぁ」と思ったが、わかってくれる人もいると信じている。……というか信じたい。おそらく歩きスマホに関するモラルはこれから徐々に向上していくだろう。その前に、エレベーターの最後に乗る場合、歩きスマホはやめた方がいい。何故ならそのエレベーターに、私のような小者が乗っていることがあるからだ。

執筆:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.

▼さあ、待ってましたよ。
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▼ん?
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▼んん?
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▼くっ……!
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▼ぐぬぬぬぬ……
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▼貴様ァァァァァアアアアアアアア!
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▼どうかスマホの画面がバリバリに割れますように。
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