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日本中でフィーバーしていた「ポケモンGO」。早くもブームは下火の兆しを見せている。2016年7月22日のリリース当初、そこら中でみんなスマホに注目していたはず。都内の大きな公園では、人があふれ返っていたはずなのに、1週間を経た29日に、モンスターの配置換えが行われたらしく、レアモンスターの出現場所があやふやになってしまった。

さらに、ゲームを続けて行くうちに、さまざまな理由でやる気が失せてしまったという人もいるだろう。私(佐藤)のゲームへの関心も薄れつつある。そこで、急激にやる気がなくなる瞬間について、お伝えしたいと思う。

・ポケモンGOのやる気が急激になくなる瞬間ベスト6

1. モンスターがいない
そもそもモンスターをゲットするのが本題のゲームのはず。それが、周りに全然モンスターがいない。最初のうちはやる気を出して、モンスターの出現率が高い公園などに行くのだが、出かける気もだんだんなくなってくる。「そこまでして出かける必要があるのか?」、この疑問が浮かんだとき、ゲームへの関心は急速に失せていく。

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2. GPSの信号が入らない
地下鉄に乗っていると、GPS信号が入らないので、プレイすることができない。GPS信号が入らなくても、ゲームを起動することは可能で、プレイできないこともないのだが、モンスターをゲットすることはできない。自分が捕獲したモンスターを眺めて、せいぜい強化や進化することしかできないのだ。

移動してモンスターを捕獲するゲームなのに、GPSが入らなくて何の意味がある。自宅でGPSが入らないとか、最悪だ。

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3. 弱小モンスターしか出ない
弱いモンスターでも、集めていれば経験値が稼げるし、進化を繰り返せばレベルアップも可能だ。しかし、レベルがそこそこ上がってくると、レベルアップのための必要経験値が高すぎて、雑魚モンスターをめちゃめちゃ集めないといけなくなってくる。

最初のうちは知らないモンスターと出会うことが、ゲームに対する喜びだったのに、レアモンスターは “レア” と言われるだけあって、そうそう出て来ないのだ。正直、ドード―・コラッタ・ポッポ・キャタピー・ビードルには飽きた。これらのモンスターに遭遇する度に、スマホが振動することさえウザくなる。

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4. 周りが先に飽きてる
最初は自分も周りの人たちも、強い関心を持ってゲームをやっていた。「やべえ! ゼニガメ出てる!」、「ウッソ!! マジで」、「俺んとこ出てねえ!」、なんて言ったのに。みんな興奮してたじゃないか! それが……。

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「おい! フシギダネが出てるぞ!!」って言っても、「シ~ン……」。見向きもしねえ。周りの反応を見て「俺、ナニやってんのかな……」と思ってしまう……。

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5. 格下だと思っていたヤツにレベルを抜かれる
何事においても、ライバルはモチベーションになる。このゲームだって一緒だ。私の場合、当編集部のサンジュンに負けないことがモチベーションだった。くだらないことだが、それだけでも十分にゲームを楽しむ価値がある。それが……。

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最初はリードしていた私が2016年8月2日現在レベル22であるのに対して、その前の週末を境にサンジュンはレベル24になってた。深い溝を開けられてしまって、やる気が失せた……。

6. ムダに歩き回っていることに気づいてしまった
さらに驚いたことに、レベルが上のサンジュンよりも、自分がムダに歩き回っていることに気づいてしまった。

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レベルが2つも違うのに、歩いている距離はほとんど変わらない。というか、私の方が8キロも長く歩いているじゃないか! モンスターのいないところばっかり歩き回っていたのか……。ムダに歩き回っていたなんて……。歩く意味ないじゃないか。

という訳で、今後ポケモンGO熱はさらに冷めて行くことになるかもしれない。まあ、ゲームはほどほどに……。

執筆:佐藤英典
Photo:Rocketnews24
ScreenShot:ポケモンGO (iOS)

▼佐藤「サンジュン、レベルいくつになった?」 サンジュン「俺、そんなにやってないっすよ」
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▼佐藤「え!? レベル24!」
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▼佐藤「マジかよ、最初弱かったくせに……。レベル2つ分、溝をあけられてしまった」
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▼佐藤「俺もう、しあわせタマゴ、1個も持ってない……」
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▼佐藤「やる気が完全に失せた……」
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