日本中で旋風を巻き起こしている「ポケモンGO」。レアなモンスターや特定のモンスターが見つからずに、イライラしている人もいるかもしれな。当編集部の中澤星児もまら、思うように収集が進まず、頭を悩ませている。
そんな彼が意外な打開策を思いついた。彼はゴーストタイプのモンスターを求めているのだが、一向に出てこない。そこで、変身してモンスターを探すというのだ。言っている意味がイマイチよくわからないのだが、とにかく彼は持論を検証することとなった。
・病みメイクでゴーストタイプを捕まえる?
彼はゴーストタイプのモンスターが一匹も見つからないそうだ。そこで、一時女子高生の間で流行っていた、「病みメイク」を行うという。病みメイクとは、その名の通りに病んでいる感じの化粧を指す。それとポケモンGOが一体どんな関係があるというのか?
彼が言うには、「相手(モンスター)がゴーストなら、自分もゴーストに近づくべきだと思うんすよ。だから、病みメイクにすべきなんじゃないっすかね。マジで」。とのこと。説明を聞いても全然わからない。なるほどと思う訳がない。
・10代女子3人に協力を依頼
当然ながら、中澤はオッサンなのでメイクができない。道具も持っていない。そこで、10代の女子に人気のコミュニティサイト「マイナビティーンズ」に登録している、3人の女の子にメイクをしてもらうことになった。ちなみにメイク道具は、彼女たちが100均や量販店で買いそろえてくれたものだ。
・いざ、メイク開始
最近金髪にしたとはいえ、あか抜けない中澤がどう変身するのか? そして、ゴーストタイプのモンスターを、無事におびき寄せることができるのだろうか? さっそく女の子たちにメイクをお願いした。まずは下地を塗り……。
次にファンデーション。
アイラインを入れると、グッと病んでる感が引き立ってきた。
まつ毛をつけて目の下にクマを作り、頬に影をつけて、やつれた感じを強調。リップを塗って……。
これで完成だ!
・威厳のないデーモン閣下
おい、ちょっと待て。これじゃ、威厳のないデーモン閣下みたいじゃないか……。もしくは、雑なヒムロック。本当にこれが病みメイクなのか?
はっきり言って、小汚いんだが……。
とにかく女の子たち、ありがとう! さあ、これで公園にゴーストタイプのモンスターを探しに行くぞ! はたして、見つかるのか!?
・公園へGO!
「モンスター見つかるかな~」
「ゴーストタイプのモンスターのみんな、僕は敵じゃないよ。仲間だよ。怖くないよ、出ておいで~」
間もなく日没。次第に辺りは暗くなり始め、スマホのスクリーンの光がまぶしく見える。
「僕と一緒に遊ぼうよ~」
「怖くないよ~……」
結局彼が捕まえることが出来たのは、ポッポとドード―だけだった。中澤星児の心の闇は深そうだ……。